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ワークショップは大切な居場所

2020年、世の中のいろいろなことが急に変わってしまったことは、
もちろんチチカカコの活動にも大きな影響を与えました。

まずは7月に予定していた公演が延期になったこと。

そして、いつものワークショップ。

親子ではない大人と子どもがくっつきあっているなんて、
「とんでもないことだ!」と世間から鋭い眼差しが突き刺さるような感覚でした。

それでも私たちは「今だからできることは何か」と、
オンラインでミーティングやメールのやり取りを重ね、
いろいろなアイデアを試行錯誤しながら、ワークショップを試みてきました。

なかなか思うように外に出れない状況で、
小さな子どもとお母さんはどうしているんだろう、、
オンラインが流行っているけど、気軽には参加しにくいかもしれないな、、

と、気がかりなことはいっぱいです。
だって、ワークショップはチチカカコだけではない、親子の居場所でもあったから。

ワークショップはもちろん対面でできるのがベスト。
小さな子供にとっても、全身まるごとで体験できるのが一番いい。
だからいろいろな葛藤がありました。

でも同時に、新しい可能性が広がりそうでワクワクする気持ちもありました。

京都市の文化芸術活動緊急奨励金をいただいたことで始まったオンラインワークショップは、コロナ渦の様子を見ながら形式を展開。
それぞれ課題も見つかりつつ、画面越しであっても一緒に踊って時間を共有できることの喜びが常にありました。

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オンラインならではの気軽さもメリットでした。
(小さい子どもとのお出かけは、準備から気合いがいります!)


でもでもやっぱり、”ヒデさんの生演奏が聞きたい!リアルな音を感じたい!”

という熱い想いが抑えきれず、先日ついに対面でのワークショップが実現できました。
しかも初めての野外!

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(”怖い”ポーズ中)

鴨川の開放的な空間に響く、ヒデさんの太鼓の音。
自然と身体も開放されてきて、とにかく気持ちいい。

この日はチチカカコのほとんどのメンバーは単身で参加。
他の方も単身での参加が多く、母ではない"私"がそこにはたくさんいました。
ほんとみなさん、素敵にキラキラ輝いていて。
もちろん、小さなお子さんと一緒のお母さんも
「外でいっぱい身体を動かせて嬉しい!」と喜んでくださって。

まだまだ、"子どもと一緒に気軽にどこでも行けるわけではない"
という複雑な想いがあるというのがよく伝わってきました。

だからこそ、こういう居場所が必要であると改めて思いました。

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というわけで、来月も鴨川でワークショップを開催します!

☆2020.11.13(金) 10:30〜11:30ごろ
「太鼓とおどろう!」ヒデさん&チチカカコ

詳細はFacebookページや、Instagramでも発信します◎

どうぞよろしくお願いします。


(えりんぎ)

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