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【無職就活記】カルチャーマッチが怖い

職場探しで大事なこと。カルチャーマッチである。
1日の1/3を一緒に過ごすことになる人たちなんだから、そりゃぁカルチャーマッチは大事。だけど…

あまりにも


カルチャーマッチ

カルチャーマッチ

カルチャーマッチ

カルチャーマッチ


と、採用ページや会社の諸snsで発信されると、怖くて怖くて仕方がねぇ……そう思うのは私だけか?



カルチャーマッチしなかったバイト先

学生時代、いろいろバイトを経験した。どこの職場も比較的楽しく、人間関係にも恵まれた。

が、

一つだけ、短期離職したバ先があった。明らかにカルチャーマッチしなかったのが要因だった。御局には嫌味を言われ、学生は私立陽キャ勢揃いで友だちになれる要素が何もなかった。
唯一、フジファブリックが好きでよくキッチン裏で「虹」を口ずさんでいた、早稲田の下田くん?下ホニャララくんだけは、陰キャ(私)に優しい陽キャであった。あのときはありがとう…

あのバ先は結構トラウマになったな。誰とも口をきかずに家に帰るとか普通にあったし。



「カルチャーマッチ」を連呼する会社の事情

今noteを書き始めてようやく、なぜ私が「カルチャーマッチ!」と連呼されることに怯えるのか理解できた。
シンプルに、過去のトラウマを繰り返したくなかったんだと。内省って大事だよね。
そしてさらに、ふと思ったのが、

「カルチャーマッチカルチャーマッチうるさい会社も、私と同じく怯えているのではないか」


先のバ先においても、先住民族(御局や陽キャ学生)にも、不都合があったのだろう。紛れ込んだ陰キャ(私)に気を使うとか。それに、ワシの採用を決めたのはあんたらじゃないから、なおさらストレスだったかもしれぬ。

言っておくけど、店長が、人手が足りないからって無差別に採用したせいだかんな。私を睨むくらいなら、採用した店長を責めてくれよな!

結局、私以外にもうまくワークしなかった人たちもいたので、バ先にとっても何かしら得る教訓があったかもしれない。こんな恐怖が起こるから、会社は「カルチャーマッチ!」と大きな声で主張するんだろうな。


当たり前の「カルチャーマッチ重視!」を連呼するメリットとデメリット

そもそもだが、カルチャーマッチしない環境で、わざわざ働きたいと思うやつはいない。カルチャーマッチは採用において当たり前である。

それでも声高に「カルチャーマッチ重視!」を連呼するというのは、メリデメが隣り合わせであるようにも思う。

メリット

  • 応募前の段階で、明らかにカルチャーマッチしない人からの応募を減らせ、採用工数を削減できる(私みたいな人間のことです)

小さな会社であれば、このメリットは大きいのだろう。思えば、大手企業でカルチャーマッチカルチャーマッチ言うのは、あまり見たことがないかもしれない(もちろん重視しているとは思う)。
大きい会社なら、機械的に出身大学や前職の職場の知名度、SPIの成績で応募者をふるいにかけることができるからねー。


デメリット

  • 深読みすると「我々は誰とカルチャーマッチできるか判断する能力がないので、応募者自身で決めてくれ」と解釈できないこともない。(すっごい深読みすると)

そちらのカルチャーの基礎を築いてきたのは、採用側(会社側)である。そのカルチャーに精通しているのも、先住民である採用側の人間である。であるならば、声高らかにカルチャーマッチの重要性を表明せずとも、そちら側で静かにジャッジすればよいと思うのだが、、。



いろいろ書いたけど

結局私がこういう会社と面接したりカジュ面するのが苦手で心が苦しいだけなのですが。笑
ただ、私だけでなく相手もなにかに怯えているのかもしれない、と思ったら、ちょっとだけ心が和らぎましたとさ。ちゃんちゃん

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