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手洗いと鍬(くわ) 【地方空き家サバイバル,3日目,2022/5/25(水)】

今日も日課である,朝のランニングから始まった。昨日は山のほうへ行ったので,今日は川のほうへ行ってみた。朝5時の静かな川沿い。そこで,400mを全力疾走する30代男性。一人静かに歩いていた,おばあちゃん。ごめん,静かな時間を邪魔して。広々とした川沿いを走るのは,とても気持ちよかった。

ランニングのあと,家の近くに借りられそうな畑がないか,物色した。川沿いに耕作放棄地があったが,まわりが田んぼだったので,畑作には向かなそう。一方で,家の近くに,良さそうな畑を発見した。ここは誰の土地なのだろう。借りられたら借りたい。

こんな調子の開拓生活,3日目を記す。

やったこと

今日やったことは,以下のとおり。

・祖父母の遺品整理
・キッチンで洗濯
・キッチン収納棚の掃除
・庭の開墾
・ご近所への挨拶

キッチンで洗濯

まだ洗濯機はない。置く場所も定まっていないし,お金もできればケチりたい。そこで今日は,キッチンのシンクで手洗いをしてみた。いざやってみると,ちょっとした工夫の連続で面白かった。例えば,シンクに水を貯めるためにビニール袋で排水口をふさいだり,軽量カップと定規で水量と水位の関係を計測したり,といったことだ。

手洗いの感想は,「洗い」はOK,「すすぎ」と「脱水」が課題,といった感じ。「洗い」は洗剤に浸けておけば,界面活性剤として汚れを浮かしてくれるのでOK。問題は「すすぎ」で,シンクの水量だと洗剤を落とし切ることができず,5回ほどすすぐことになった。また,「脱水」も洗濯機のようにできないので,ビチャビチャなまま干した。幸い今日は良い天気だったので,乾いた。石鹸カスもついておらず,まずまずの出来だった。

のだが,キッチンに戻ってみると,大きな水たまりができていた。どうやら,排水のペースが速すぎて,あふれ出たようだ。しょうがないので,雑巾で何度も拭いた。明日,原因を調べてみよう。

おじさんたちのフットワーク

作業をしていると,近所のおじさんが来て,鍬(くわ)を貸してくれた。スコップで庭を耕す私をみかねてのことだろう。鍬買わなきゃなと思っていたので,本当にありがたい。

また,家の異変に気づいた町内会長さんが挨拶に来てくれた。こちらから挨拶にいくつもりだったが,どの家の誰かわからず困っていたので,助かった。

終わりに

今日は暑かったので,庭の開墾作業を夕方にやった。貸してもらった鍬で庭を耕すのは楽しかった。親切なおじさんたちに支えられながら,3日目も無事終了した。

明日は,以下をやろうかな。
・木工の準備
・キッチンの排水口調査
・キッチン床の掃除

つづく

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