歌舞伎町おしぼり君に学ぶ、仕事の真髄。
昨晩テレビで見たある新人ホストのドキュメンタリーに釘付けになった。
歌舞伎町のカリスマホストに弟子入りした上京したてのおしぼり君。
彼の巻くおしぼりは一級品だ。
愛嬌のあるおしぼり君は、カリスマホストのお気に入りのようだ。
ロンブー淳と狩野英孝みたいな関係性だ。
カリスマの指導により、だんだん売り上げを伸ばしていくおしぼり君。
後輩が巻いたおしぼりを手に「もう俺はおしぼり巻かなくていーんすよ!まじサイコーっす!」
調子に乗ったおしぼり君は、カリスマの指導を少しずつ無視していく。
寮を出て一人暮らし、私服出社、クレイジーボーイと改名、お金を手にするとこんなに人は変わるものかとボーイさんもあきれ顔。
そこはカリスマ見逃さない。
すぐにおしぼり君を呼び出し再指導。
寮に戻ること、スーツに着替えること、ライバル店に武者修行へ行くことを告げる。
おしぼり君、素直だからすぐにすべて行動する。
ライバル店の武者修行では、年下で自分より歴の短いホストにダメだしされっぱなし。
基本がなってない。お客様の気持ちより、自分を優先しすぎ。
おしぼり君、ライバル店でまたおしぼりを巻くことになった。
ライバル店のスタッフは、おしぼり君の巻いたおしぼりを見て「まじキレイっすね!すげーっす!」と言い、おしぼり君まんざらでもないお顔。
その後、初心に戻り、掃除やおしぼり巻きの地道な作業や、接客の基礎をみっちり学びなおしそして素直に実行し、おしぼり君はライバル店で10万円のシャンパン付の指名をもらい、ライバル店のホスト達から拍手喝采を浴びた。
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基礎の大切さ、素直の大切さ、おしぼり君が教えてくれた事。
なんていい話なんだ。
カリスマホスト・ローランドの熱く語る姿、見た目は王子様みたいだけど、中身は松岡修造みたいだった。熱い男だった。
こうやって、熱意と愛情をびっちり受けて社会の事を学ぶことが出来たおしぼり君は幸せ者だ。
指導の立場になったときは、ローランドを
指導を受ける立場のときは、おしぼり君を思い出そう。
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