石神井公園 2021.02.17

画像1 あだし野の露きゆる時なく、鳥部山の烟(けむり)立ちさらでのみ住みはつるならひならば、いかに物のあはれもなからん。 世はさだめなきこそいみじけれ。 『徒然草』(吉田兼好 作と言われている)より 意訳:あだし野の露が消えることなく、鳥部山の烟(煙)が立ち去らないように、いつまでも生きていこの世に住んでいるということが人間のならいいであったら、実に無趣味であろうことか。 この世は確固たる規定がないからこそおもしろい。

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