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柿ピー

邪魔者を排除しないと成り立たない幸せというのは、いつまでたっても、邪魔者を作り続けて行くような生き方にならざるをえないのです。
         一楽 真

東京の高校一年生の女性が
亀田製菓とブルボンに
「お菓子の過剰包装をなくしてほしい」
という署名を
オンライン署名サイト「Change.org」
で集めて(総数18737筆)提出した。

【東京新聞】より

記事を読んでいただければ分かるように
悪意に満ちた誹謗中傷があったようだ。
それでも最後までくじけずに書名を集め
提出したのには頭が下がる。
そして亀田製菓の担当者が彼女に送った
「思いは理解しているので、
 ネットに惑わされないでください。
 署名提出を楽しみにしています」
というメッセージにも感心する。

いつもならここで「誹謗中傷」したという人間についてボロカス言うのだが
今日はそれはなし😆

この記事を読んで感心したあとに
最初に思ったのは
情けないことに
柿ピー6パックはどうなるんだ!
だったりする。

亀田の柿ピーは好物だ。
よく食べる。
買うのはいつも6パック入りのやつ。
柿ピーが食べたくて店に行き
パックに分かれていないものしかないとき
致し方なく大袋を買って帰る。
食べちゃうのだ、全部。
止まらないのだ。
そして胸焼ける。。。

だから6パックが良いのだ。
そして
柿の種とピーナッツの割合が
6:4から7:3になり
もう少しピーナツが多いほうがいいなぁ〜〜〜
と思える時は
セブンイレブンと亀田製菓がコラボした
セブンの柿ピー6パックバージョンを買ってきて
亀田1パックとセブン1パックを混ぜて食べる。
セブンの方はおそらく配分5:5だと思う。

この2パックがちょうどいい。

そうかぁ
もしかしたら6パックのやつもなくなるかもな
と少し危機感を覚える、

しかし!
やはり環境問題
次世代・次次世代・そのまた先の世代に少しでも良い環境を繋ぐためにも
がんばって一回で大量の量の柿ピーを食べる覚悟をするしかないだろう!

そんな馬鹿なことを考えてしまった。

それにしても
高校生も亀田製菓、ブルボンの担当者も
互いの思いを伝えて
そこに目指すところは同じだという思いを持つとは
本当に素晴らしい。

自分の普段を思い出すと
恥ずかしい。
互いの共通項を探して
そこに向けて話し合い
少しずつでもいいので前進を試みる
そんな事まったくできていないな、と。

自分のおもい
価値観にしがみついて
互いに言い合い
互いに主張のみで
勝った負けたでしかない
討論。
そこからはなにも生まれてこない。
いや
憎しみと恨みがう生じてくるか。

自らの価値観に縛られた人間は
他を排除することしかできない。
排除したら本当になくなるのかといえば
間違いなくそれまで以上に排除した人間の思想や理念が気にかかる。
その人物が気にかかる。
その人物と同じ理念思想を持つ人間が気にかかる。
しまいには
そういう人間を自ら探し出して
わざわざ叩きのめしに行く。
ついには敗れるときもくる。

そんな生き方をしているのかもしれないな。

高校生と製菓会社二社の担当者には
排除という考えもなく
互いの立場も心に留めながらの
自分の理念であり、願いを伝え合う
そこから出される新たな問題に互いに向き合うという
非常に面倒で、ややこしくて
でも、向上的な姿勢が見える。

クドいようだが今の自分に欠けているところだ。

これから
セブンとファミマに行って
亀田の柿ピー6袋入りと
セブンの柿ピー6袋入りを買ってこよう。
そして
袋を開けながら
自分なりに考えよう。

おれももう少しプラゴミ減らさなきゃな。。。

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