「群響」って知ってる?
よろこびが集まったよりも
悲しみが集まった方が
しあわせが近いような気がする
強いものが集まったよりも
弱いものが集まった方が
真実に近いような気がする
しあわせが集まったよりも
ふしあわせが集まった方が
愛に近いような気がする
星野富弘
昨日、録画しておいた「目撃!にっぽん」というNHKのドキュメント番組を帰宅して観た。
毎週、日曜の早朝にやっていて、好きで必ず録画して観ている。
昨日は「群馬交響楽団」(群響)のこの一年を追ったドキュメントだった。
べつに、その活動がどうのとか、こうあるべきだとか、そういうことは書きません😅
いや、単純に、人生で初めて、
「交響楽のコンサートってのに行ってみたいな!」
と、思ったって話。
とても楽しそうだった。
興味をそそられた。
雰囲気もいいね。
群響がいいかもしれないな、オレは。
だって、音楽できない、交響楽とか聞けない、クラッシックは無理、そんなスタンスのわたしのようなもんでも、行っても良さげな、柔らかさがある。
小学生の頃に、課外授業でオーケストラ?交響楽団?の鑑賞会ってのにたしか行った気がするが、覚えてない。
たぶん寝たんだろうな。
あと、高校の頃かな?小澤征爾の年末のコンサートに行ったが、出だしの5分もしないところで寝たのはハッキリ覚えている。
姉と従妹と3人で行き、姉は起きていたのかな?
従妹と2人で寝て、どっちが先に寝たかを終わってから言い合いしたのだけは楽しかった、てのをおぼえている。
ま、わたしがはじまってものの数分で寝だしてびっくりした!、と言っていたので、おそらく従妹よか先に寝ていたんだろう。
それはそれとして。
小学校の授業でハーモニカや縦笛がちゃんとみんなと一緒にできるといだけでも凄いと思えるわたしなんかからしたら、交響楽団に所属できるレベルになっちゃったら、たぶん上手さなんてわからないね。
世界一のピアニストと言われる方と日本一のピアニストと言われる方と楽団一のピアニストと言われる方が、同じ曲を弾いたとして、ちがいがわからない。
いや、違うな、とわかったとしても上手下手ではなくて、単にこっちの人のほうがさっきの人よりも音が大きめに弾くね、くらいの違いしかわからん。
5人のピアニストに「〇〇の第〇〇番」を弾いていただきました。
何番目の方のが良かったですか?
なんて問題出されて、普通にシロウトの方のが良かったと選びそうだ。
ともかく、すべからく弾けたら、もう何が良くて何が悪いなんてわからんので、好みと、体調と、ポテンシャルで選ぶだけだろうな。
なんか最近疲れているし、2番めのピアニストのはもう聴きたくない、押しつけがましくてうるさく聴こえちゃう。
とか、ぬかして、世界一のピアニストと呼ばれるような方を真っ先に外す、なんてこともしでかす可能性はめちゃある。
でも、最初に、誰々が弾きます、って聞かされると、情報を与えられると。
「やっぱ世界一は違うね」
とか、簡単に情報に流されて、自分の好みなんてどこかにいってしまいそうだ😅
ま、そんなわたしでも楽しめそうなコンサートだな、って思えたのよ、置いて行かないでくれそうだな、って思えたのよ楽団の雰囲気が。
ま、群響しか今のところ観ていないので、他を見ないでとやかくは言えないんですがね、実は。
これも情報に左右されやすい人間のわかりやすい選びですわ😅。
で、なんでこんな事を書き連ねているかというと、そんなすぐに情報に溺れがちな自分でも、群響のドキュメント、そのあと2本のYoutubeでの演奏を聴いて、どうも感性で受け止める感が今日の朝まではあったようで、いい影響をいただけたよう。
朝から、本をあちこち、活字をあれこれ探ったのだが、まったく入ってこず、響いてこないでいた。
で、ふとみつけたのが星野富弘さんの「今日の言葉」に選んだ詩。
正直、なにがどうこうで、ここがあれで、どうした、なんて理由がないのだけれど、「だよな〜」と思えたのよ。
何が「だよな〜」なの?どこに対しての共感なの?
なんて問われたとしたら、
「知らん。」
と答えるしかない。
でも、「だよな〜」なんだよね。
今日は感受性で言葉を選べた、久々。
これは、感受性が枯れてきている自分としてはとても嬉しい出来事なんだな。
群馬交響楽団と細野富弘さんに感謝だな。
行ってみて、また、数分で寝落ちしちゃうかもしれないけど、一度勇気を振り絞ってコンサートに行ってみようかな。
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