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これからの飲食読む。仕掛ける。

カツサンドが、想像の斜め上をいく反応を受けていることは
「本当にありがとうございます」という感謝の気持ちだけ。

本当に心からのお礼と、新味の開発に精進します。

そんな時に、思っちゃダメなのはわかっているけれど
「26歳の時に、ソムリエとしてやってやるぞと、家も仕事も決めずにフランスに飛んだ」

あの時の自分に、誇れる自分でいれてるのか?と考えることが、なんなら毎日あった。

まず、ボクは、ごりっごりのレストランの人間でございます。

コロナウイルスの中で「なにがなんでも生き残る。」と決めて動き始めた。
自分のスタイルとか、プライドとか、イメージとか全部いったん置いておこうと。
目印かなんかつけて、埋めてタイムカプセルみたいに、コロナが落ち着いたら堀りにくればいいという感じ。

自分のことだけ考えてるなかで、先輩たちが政府への働きかけや署名活動、医療従事者への料理提供などと、人のために動く姿に、何か自分も協力したいということで
「飲食店のためのCOVID-19 マニュアル」を、アシスタントに翻訳してもらった。
(だから、ボクは結局、なにもやってません)

そして、緊急事態宣言の終わりが見えてきた中で、じゃあそのガイドラインに乗っ取った上で、今までの活動を再開出来るんですね。

みたいなところだと思います。

じゃあ、お客様の気持ちになった時に「ルールは分かった」と。
で、その6000〜30000円の食事の2〜3時間の中の1分、1秒が同じ「価値」なのか?をず〜〜〜〜〜〜〜〜っと考えてます。

何にも考えなくても、経済的にはどうやってもマイナスなのはわかる。

旅をすることは、減る。
まだルールは決まってないけど海外に関しては、「陰性」「ワクチン摂取」「抗体あり」みたいな縛りが出てくるかもしれない。
そもそもの飛行機の値段も上がるかもしれない。

香港では、23日間の新規感染者「ゼロ」から、感染者が出た。
これは「うちの国では、3週間ゼロなので安心してください」って訳にはいかないことを証明してくれた。
暑くなったら落ち着くっていまだに言ってる人がいるけど、30度超え続けたって、そうなる。
国内旅行では、縛りみたいなルールが出来ることはないけど、モラルに近い形で心がけが必要になると思う。

じゃあ、インプットは、SNSだけになるのか?
海外・国内で空港や駅から出た時の空気間、街の雰囲気や、郷土料理。

それに触れられないのは、確かにつらい。
もう嫌すぎる。
ムカついてきた。
もう!なんなんだ、いったい!
目に見えないからって、ぶっ○すぞ!コロナウイルス!

そんな怒りは、我慢したりエネルギーに変えるってわけでもない。
自分だけじゃなく、みんなのために行動するのは当たり前。

昔っから思ってたけど海外での「Thank you」「Merci」と同じように「ありがとう」って聞く数は日本では圧倒的に少ない。
その辺も、今回のコロナウイルスから学んで改善できる。
「家庭でありがとうと言わない旦那」みたいな記事も、これで撲滅だ。

外で出られない。
自分の持ってる良識あるテリトリーの中でしか動いてはいけない。

けど、好奇心とか熱量を消せってわけじゃない。
すでに有ったもの、持っているものの価値を再確認することをやる。

ボクは「千利休」が大好きで、なぜ日本中でこの人が流行しないのか、不思議でしょうがない。
インスタの裏アカを @rikyusen でやるくらい好きだ。
今回のコロナで、時代が変わり日本中が価値を再確認できるかもしれない!

そして、茶室という、最大6人でいられる密閉空間で、1つの器で回して飲むことで…
あ、今じゃないかも…
(ちなみに、茶道が好きなのではなく、利休の思考やスタイルが好きです。)

で、長くなりましたが、おーはし、ちょっとやってみようと思います。

「45分のタコス屋」

1回の営業を1組ずつ貸し切りにして2〜6名で選べる。
コースは6000円。ペアリングが3000円。
45分だ。普通に考えたら、高い。

けど、この短い時間に「価値」と「期待」を見いだしたい。

実は、これから飲食店での接客する側・される側のコミュニケーションの距離感などは全く見えていない。
人との距離感(心もソーシャルディスタンスも)も、まだまだ探り探りで、変化していくと思う。

だから「プレゼンター」みたいな立場で、今回はやろうと思っている。

2月よりClase Azurというテキーラのセールスマネージャーもしていて
https://tabi-labo.com/282617/clase-azul-tequila
メキシコに行ったばかり。自転車でタコスを売るおばさんから、世界ベスト50のレストランも見てきた。

「え?そんな1回で行ったくらいでタコス屋やるなよ?」

「1回もフランス行った事ないのに、フランス料理やってる人たくさんいるじゃないっすか」
「日本に来たことない鮨屋・和食屋でも海外で、超流行ってるところありますよ」

こんな心にも思ってもないことを言いたくないので、見逃してください。

そして、1人で最前線でサービスするというのも久しぶり。
偉くなったもんで、海外でもどこのイベントに行っても、下につくサーバーを用意してもらえる。
お店開けた時も、1人最前線というのはオープンから2ヶ月くらいだし、コンサルタントでペアリングを考えてはいるものの、サーブするのは自分じゃない。

だから「タコス屋 TIRPSE」って名前にして、ちょっと自分にもプレッシャーかけてみる。

タコス屋をやること決めてから、ず〜っと緊張してる。
予約は入るんだろうか?誰がきてくれるんだろうか?
45分間、自分1人で持つんだろうか?

カツサンド始める時もそう。カヌレもそう。
新しいことを始めるのは、いつもプレッシャーとリスクが伴う。めっちゃ不安。

ありがたいことに、昨日の12時に予約を開けた瞬間から、サイトが繋がりづらい状況になり、15分で全ての枠の予約が埋まった。

まだまだ、腐ったもんじゃないねぇ、おーはしくん。ビールが美味いじゃないか。
と思いながら、今日はカツサンド屋さんがお休みなので、タコス屋さん100%に頭切り替えて頑張ろう。

Viva la Mexico🇲🇽

最後にCOVID-19 マニュアル 参考になさった方いたら前投稿「いいね」お願いします。
ボクと翻訳したエマが「何か役に立てたかなぁ。」というだけなのですが、その反応が
嬉しかったりします。

実は、飲食店以外も参考になったと

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これには焦りました。GMOの熊谷さん。
でも、このありがとうってツイートや他の人からの連絡で、やってよかった。って思えました。

人間って単純だよね。

ではでは、良い日曜日を☀️

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