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YMS 日本からイギリスに荷物送る前に読んで〜!

ある日のこと。
日本からどうしても送ってほしい服があり、母にLINEして、あとはよろしく!と頼んだ結果、どえらい税金を払う羽目になりました。笑
「知らなかった」では済まないけど、税金はがんばったら一部戻ってきたので、その一部始終と私の場合どう対処したかをシェアします。

私の身に起こった出来事

日本から発送された荷物は無事イギリスに着いたはいいが、ある日「配達局で保留」になってしまいました。
Parcel Forceのトラッキングによると、通関で止められてるからお金払わないと配達できないと。すると程なくして、1通の手紙が届きました。

Parcel Forceから「税金支払ってネ。さもなくば送り返すで」との通達

その額なんと約£70(≒10,500円)!!!
もー送り返したろか!と思いましたが、ふと頭に過る母の顔。
とりあえず指定の口座に振り込み、荷物を受け取ることにしました。

なんでこうなったし…

金額の内訳を見ての通り、私に課せられたのは「輸入税(Import VAT)」でした。
例え中身が個人で使用する目的であっても、発送時の申告書が一定の金額を超えていたらイギリスに到着した時点で目をつけられてしまいます。
(詳しく知りたい方は、HMRCのHPよりどうぞ)

私の母は申告書に個人使用の旨を書いてくれていましたが、なんと申告金額が約4万円になっていたので課税されたようでした。
でも待って。服とコスメだけやでな?なんで?と思ったら、中古の衣類や化粧品に、新品の値段を書いていました。母~!笑

自分のせいではないとて、母のことを責めるのもHMRCを責めるのもお門違い。
「そもそも払わんでいいお金払ってるねんから怒って諦めるのはもったいない。とにかくお金返してもらわんと!!」
ということで、やり場のない怒りを「返還請求」のモチベーションに変えていきました。

返還請求のためにやったこと

返還請求のことに関しては、Parcel Forceからの通知レターの裏に「この課税に不服な場合は…」という感じで説明が書いていました。

  • 「BOR286を記入して郵送してね」という感じだったので、まずは指定のURL(以下)からBOR286をダウンロード・記入しました。

BOR286の中には「なぜ今回の課税が間違っているのか」を説明するセクションがあります。
ここがアピールポイントだなと思い、とにかくここを厚くしました。
この3行にはサマリー(商品ではなく中古の私物なので、課税は間違っている旨)を記載しました。

BOR286と同梱すべき書類も記載してあります
  • 加えて、補足レターを1枚作りました。(これは先人のブログを読んで添付した方がいいとのことだったため)
    ポイントとして太字にしたのは以下の点です。
    【商業目的ではない】私は金融業界に働いているため、副業が禁止されているとして、仕事のConfirmation Letterを添付しました。
    【個人所有の中古物である】内容物の写真(毛玉の部分とか中身減ってるのとか)を6枚ほど添付し、申告した通りの商品価値はない旨を記載しました。

  • 諸々必要書類を用意し、封筒に入れてParcel Forceに郵送!

あとは何も期待しないマインドセットで待つのみです。笑

お金が返ってきたぞ!

まさに今日、HMRCからちゃんと振込みがありました!
手続き料£12は返ってきませんでしたが、残り約£56が返ってきたました。うまくいくとは思ってなかったからすごく嬉しかった。
郵送したのが1月末頃だったのですが、3月上旬には返還されたので思ったより早かったです。

実際のレター

学びがあったね。

最初の頃は割と憤って友人にほんまにこれ最悪じゃない?!と愚痴りまくっていましたが、この手続きやってよかったなって思います。
払わなくていいお金を払ってしまったけども、良い経験になったし、何より荷物をちゃんと受け取れたし、返還があった旨を伝えたときに母が安心していたからです。

ちなみに他の国の例ですが、これでいけたとの情報が!
箱に極太マッキーでデカデカとわかりやすく書く!笑
もし次回何か送ってもらうことがあれば、これを徹底してもらおうと思います。

ためになったね~!
と思ったら、スキお願いします☆

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