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<「気になる」がやめれない、マイルールに疲れた人>今日はいつもと逆の手でドアノブを開けてみて


「気にしない」は脳の構造上できない


四六時中同じことを考えてしまう方、神経質、マイルールがある方にも。


気にすることをやめる → 気にしなくなる

ではなくて

気にならなくても大丈夫 →  気にしなくなる

というのが潜在意識上、理にかなった順序だそう。

気にすることを気にしない
というのは
今目に見えているものを見えてないことにして
って言ってるようなもの。

意識的に無理に近いようなことです。

強迫概念予備軍ってとても身近にあります。

◆完璧主義
◆潔癖症
◆まだ起きてもない未来の不安を想像してまう

決められた位置や順序にピッタリと物を置かないとそわそわする、戸締りをしたはずなのに何度も確認してしまう、汚い気がして何度も手を洗ってしまう、あんなことやこんなことが起きてしまったらどうしよう・・・常に不安

当てはまる人、たくさんいると思われます。

それが自分のこだわり性、マイルールだと思って過ごすせるくらいなら問題ありません。

日常に支障をきてしまう程になると強迫概念になります。

強迫概念のある人の生活とは例えばこういうもの。

◆気になることを何度も何度も確認しないと気が済まないからまともに仕事にも行けない
◆自分のこだわりを家族や周りにまで強要して、それが成されないと不安で耐えられない
◆不潔への恐怖や決して崩してならないマイルールに縛られて自宅から一歩も出られない

これらはあくまで一部であって、それぞれ特有の種類がある程、異なる状況は数え切れないほど存在する。

そういった疲労や絶望から鬱になる人の数は半数以上にも及ぶのだとか。

ちなみに私は、自分が経験した症状・生活についてしか詳しく話せません。

というのも、同じ強迫性障害という括りの中だけで、自分が経験していない苦労をあたかも理解しているかのように伝えることはできないと思っているので。

他人の苦しみははかり知り得ない。
これは本当にはかり知れない。

それを前提に、自分なりに取り入れた知識をブレンドしながらできる範囲で発信していくつもりです。

ただ、専門家でも無いので間違ってることも多々あるかと思います。
そういった部分は多めにみていただければ幸いです。

「気になる」は突然に


始まりは右肩の酷い肩凝り。
それによって腕が常に力んでいた。

細身の私にラグビー選手並みの筋膜の硬さをつけたようなものだって言われた。

その結果


異常に力みすぎて右腕の硬直、自分の意思に反して勝手に動いてしまう

触るつもりもないものを触る、したくない動きをしてしまう

「自分のしたことじゃない、腕が勝手にそう動いただけ」だから、それが許せないし、汚いと感じる

右手に触れるもの全て、今後右手がどう動いて何に触れるのか、この感覚機敏がずっと頭にへばりついている

こんな気持ち悪い場所に居れない。新しい家に住みたい。


本気でこんな風になるんです。

テレビを観ているときに、ふと服の生地が肌に触れる感覚を感じる時とかありますよね?
その感覚が休む暇なく頭にこびりついて、他に何もできない、わからない、知らない、というような状態。

これが日常的なエピソードで比喩しやすいかなと。

あまりの気持ち悪わさと、気が遠くなりそうな嫌悪感で嘔吐していたくらい。

まさに別次元の痛み、苦しみだった。

でも、私の症状はちょっと特殊かと思います。

一般的とされる強迫性障害は

強迫概念に駆られる

自分でも嫌だと思いながらもその考えや行為が止められない


私の場合は順序が逆で、

身体の不調によって不自然な行為をしてしまう

「その行為は全て自分の意思によってしたこと」自分自身を納得させるために意思を合わせる作業をする

たまたま身体の不調から始まった不自然な行為。
その不自然さに過剰に意識が洗脳された故に、脅迫概念に変わりました。

そしてその考えから抜け出せなくなった。


と、ようやく今になって分析できるくらいまでにはなりました。
正しいかは分からないけど。


「この支配から一刻も早く解放されたい」

医学的な治療はいくつかあるけど、
ここでは私に効果があった2つの方法をお話しします。

私に効果があった治療法2つ

① 日常に一滴のエッセンス程度でも変化を起こす


私、母親に言われたことがあって。

「いつもの日常を1ミリでも変えること」

ドアノブをいつもと違う手で回すとか
いつもご飯食べた後にお風呂に入るならその順番を逆にしてみるとか

そんな些細なことでいいからと。
そしてそれを少しづつ増やしていくこと。

私がした1ミリは

◆スマホを見る時間を減らすこと
◆外出できた時には店員さんや関わった人に明るく優しく接すること
◆家でも公共のお手洗いでも、水滴がついているところを拭く
◆毎日ベッドメイクする

今、新たに心がけているのは早寝。
ここ数日ちょっとできてないけど。

こんな状況の中でもいつもと違うことをできる自分は変化を起こせる
と思える。

そして、変わっていってると感じること。
根本的に大事だと思います。

それに、これはどれも些細なことじゃないよねと思う。

本当に治ると信じ込みまくってください。

拷問のループから逃れられないと思ってしまう失望の時間よりも
一ミクロンでも、
楽になる日が必ず来るという考える時間を多く(優先する)こと。

②脅迫概念の強制終了

強迫概念に襲われてどうしようなパニックの時、とりあえず違う行動に移す。

そのとき思考なんて伴わなくて全然OKです。

例えば、
「戸締りをしたくなったらとりあえずその場から逃げる」
「おかしなルーティンを始めようとしたら、とりあえず違う動きする」
というようなこと。

脅迫概念に襲われる度にこれを繰り返す。

そして、
「私は今やらなかった。どうしよう、」
とその後もずっと考えてしまう時、

過去に思ったこと、やってしまったことはもう変えられない。
そのときはとった行動が精一杯でそれが正解だったからそれが自然なこと。

と、とりあえず言い聞かす。

私は今でもこれをしています。

個人的に、これは手っ取り早い方法だと思う。
とりあえず頭なんてついてこなくて良いから身体を動かせば良いだけ。

この2つで改善していってる人(私)がここにいるから

そういうのもあるんだなあって、
良かったらちょっとでも参考にしてください。

そして、できる範囲でしてください。
本当に身体的にも、意識的にもできることできないことってあるので。

こうやって前進しながらも、
自分の右腕がどれだけ不合理な動きをするか試すために、わざと意識的に
変な行動を取ってしまうこともあります。

「自分は普通じゃない。普通の人なら考えないようなおかしな事を考えている」

と、わざと思い知るような。

「おかしい自分」は特別なことじゃない


変なことしてしまって良いです。
「変なこと考えてるなあ、してるなあ。」以上。

深く考えないであげてください。
変なことを考えてしまってるのを特別に思わないであげてください。

ちなみに私の母親ですが
私が一生天井見つめたまま寝たきり絶望状態だったことも知っていますが、

そんな状況でもわざわざ優しくされませんでした笑

いつもの日常の中の私として扱われている感じ。

小さい頃、インフルエンザにかかってしんどかった時でも
「お風呂洗い担当の私はお風呂洗いをして当たり前でしょ」
という人でした。

特別扱いされないから

私って特別な状態じゃないんだな。
今たまたまそういう時期にいるだけだな。


って思わされる。

このスパルタ教育。良いか悪いかは置いといて、
これで救われたのは確か。

「良くならへん、変わらへんって逆になんで思うん?
そっちの方が不自然やで」

って。

それに、過酷な状況から復活した人のエピソードをいろんな人から収集して
私に聞かせてきました笑


ここで、最悪のパターンも考えてみましょう。

どんな結果もそれで正常


もし、
自分が受け止められないような現実が本当に起こってしまったら。

それは、その時に考えたらいい。
その時の自分に任せましょう。

どんな結果になっても、それが自然の摂理と思う気持ちに意識を委ねてみてください。

これは、私の思考法ですが、
少しは楽になるかと思います。

私がした方法を参考にしながらでも、しなくても、
自分ができる楽になれる方法を試して続けてみる。
自分はおかしいと思っていること、おかしくないですからね。
何か起きてしまったらそれはそれまでのこと。
 

人生が有限であるように、終わらないものはないです。
一日も早く、苦しんでいる方々が力が抜けた楽な生活を送れますように。
そして私にも。

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xoxo

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