香りのある生活*②

JO MALONE LONDONで好きなフレグランスコンバイニングを今日も提案してみたいと思います。

6月になりましたね。もう今年の半分が過ぎてしまったのかと思うとちょっとゾッとするのですがみなさまは満足いく上半期を過ごされていますか。私はコロナ禍で年始に考えていた予定と全く違う生活をしています。でもそのおかげで心と時間に余裕ができて、noteに自分の好きなことなど書いてみようと思えたのでこれはこれでいいのかな・・と言い聞かせたりしています。

せっかくなので、６月にふさわしい香りでコンバイニングしていこうかな。

６月といえばやっぱりジューンブライドでしょうか。”６月に結婚する花嫁は幸せになれる”…なんて素敵な言い伝えがありますし。そしてJO MALONE LONDONも花嫁の香りがあります。ということで・・

今回はオレンジブロッサムを主役にしていきます。

オレンジブロッサムの香りは、実は初めて試した時大好きなタイプではなかったんです。前回紹介したようなユニセックスな香りが好きなので、ブーケトスで花束から溢れるようなお花いっぱいの香りは自分らしさを感じられなかったのだと思います。でもこのオレンジブロッサムの魅力はただのお花感だけではないんですよね。シュッとひと吹きした瞬間お花の魅力が満載だけど、その中に柑橘系のビターでキリリとした爽やかさを感じるのです。そこからベースノートに感じるオリスウッドがまるで大地を感じさせるような、いい意味で複雑な変化を見せてくれるので名前の印象よりも体感の方が気に入りました。天気のいい日に真っ白なマキシシャツワンピと合わせたら、眩しくてお出かけがさらに楽しくなる。純白のドレスではないけど、そんなイメージです。

オレンジブロッサム×・・・

真っ白なシャツワンピと合わせるなら、ウッドセージ＆シーソルトはどうでしょうか。淡い水彩画の水色やカーキの海の色みたいな香りを重ねるともっと大人っぽくなります。ウッドセージはお花の香りを全く使っていない、フレグランスとしては貴重な香りなので、オレンジブロッサムのお花の香りを邪魔せずに魅力を底上げしてくれます。実際に水彩画のように香りが少しぼやけてアンニュイな魅力が出ると思います。TKEESのサンダルを履いてそのまま海へ‥！

もうひとつはアールグレイ＆キューカンバーです。アールグレイは新緑の美しい季節にまといたいなと思う香りで、この香りも真っ白なシャツワンピとオレンジブロッサムとの相性がいいように思います。お花の香りに甘さと紅茶の葉の香りの奥行きが加わって、華やかなのにどこか手が届きそうな親近感が出るコンバイニングだと思います。オレンジブロッサムの最後の香りが苦手な人にもきっとおすすめです。

香りとファッションと色の世界は妄想が広がってどこまでも楽しめてしまうのですが、素敵な香りはどんなスタイルも素敵に見せてくれるところが素晴らしいですよね。そろそろ夏服を買って、お気に入りの香りでお出かけしたいです。