見出し画像

コロナになって、つくる機会が増えた料理

コロナになってから、つくる機会が増えた料理がある。

料理といってもいいのかな、と思うほどシンプルだけど、それでいて、上手につくるのは難しいという…つまり、チャーハンです。

コロナで家にいる機会が増えた。

今日のお昼ごはん、どうしようか?

と考えた時、まず一番に思いつくのがチャーハン。そして、もう1つ考える。

前回、チャーハンにしたのはいつだっけ?

それが3日前くらいならGO。まぁ間隔があいているので、今日もチャーハンで問題ないだろう。おとといだったら?ちょっと近いか。チャーハンは明日にしよう。

そんなわけで、なんだかんだ3日に1回くらいはチャーハンなのだ。


3日に1回のチャーハンが、私にどういう影響を与えているかというと、嬉しいことと、いやなことが1つずつ。

嬉しいことは、もちろん、チャーハンを食べられること。

世の中には3食カレーとか、3食ラーメンみたいな人がいる。私も3食とまではいかないけれど、2食OKなくらいにはチャーハンが好きだ。夫の出社が続く日は、家に1人きりなので、人知れず、毎日せっせとチャーハンを作って食べている。結婚して13年、いまだ夫に明かしていない、私のひそかな楽しみの1つである。

いやなことは、チャーハンをつくること。

平日のお昼ごはんは私の担当。ということは、チャーハンをつくるのは私の担当ということになる。

チャーハンほど、シンプルでありながら、美味しくつくるのが難しい料理ってなかなかないんじゃないかと思う。味つけも、パラパラしたコメのほぐれぐらいも、絶妙に難しい。毎回、そこそこ「まぁおいしいね」くらいにはいくのだが、「うまっ!」ってほどには到達しない。「そこそこおいしい」と「うまっ!」には、中学受験偏差値60くらいの高い壁があるんだなと実感(分かる人が少ないたとえ…)

「そこそこ」でも、自分1人なら全然問題ないけど、夫がテレワークの日は、夫も食べるので、美味しくできないことが申し訳なく感じる。テレワークの最大の楽しみの1つはお昼ご飯だろうに。料理が苦手な妻をもってしまったばかりにかわいそうだ。…ま、夫はどんな料理も「いいよいいよ、おいしいおいしい」と食べるのだけど。

今まで頑なに「鶏ガラスープ」ひとつに頼ってきたのだけど、そろそろ別の調味料に頼るべきなのかもしれない。ざっと調べただけでも、いろいろあるようだ。

ウェイパーね、ウェイパー…、存在は知っていたけど、スーパーで、あの大きな缶をみるたびに圧倒されて「使いきれへんやろ」と思って躊躇してきた。でも調べてみると、けっこう評判がいいらしい。試してみるか?

amazonで検索すると、もうズバリ「炒飯の素」っていうネーミングの商品もけっこう出てる。液体・パウダー、いろいろあり。こんなにあるとは。チャーハンの味が決まらずに悩んでいる人はけっこういるということか?全部を一度に作って食べ比べてみたい。

食べ比べてみたいけど、「炒飯の素」を使ってしまうと、負けたみたいでなんか悔しい。手を出してはいけない、最後の最後の大逆転アリのずるい武器みたいだ。もうちょっと、もう少し、調味料で配合を頑張るか。


というわけで、今日のお昼もチャーハン。ちょっとオイスターソースでも入れてみようかと思う。「うまっ!」に、ちょっとでも近づけるだろうか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?