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夫婦喧嘩の後の頭の中
愛の反対は無関心だって、どこかで聞いたけど、ほんとにその通りかも。
そもそも愛がなにかって、結婚10年以上でも分からないけど。
ケンカして、口論することは、エネルギーを使ってしんどい。でも、「伝えたい」「分かってほしい」という気持ちがあるからこその行動でもある。その気持ちの土台は相手を大切に思う気持ちかな。
だけど、もう疲れて、「言ってもまた言い返されるだけだし、言っても無駄だし、疲れたし、言ってもいわなくてもどっちでもいいし、むしろ言わないほうがラクかも」っていったん思ってしまったら、もうそれは終わりへの入り口なのかもしれない。土台にあった相手を大切に思う気持ちがなくなったってことなのかなぁ。
自分の意見や気持ちを言いたい気持ちがなくなって、そしたら、どんどん業務連絡だけになって、そしたら、どんどん相手のことが分からなくなって、余計伝えることが難しくなっていく。
良いことも悪いことも連鎖していくものなのかなぁ。
口論になっても伝えようとするのと、どうせ口論になるなら黙っておこうとするのは、夫婦関係においてどっちがいいんだろう。
きっと前者だよね、会話がなくなったら終わりだもんね。
うん、わかってる。知識として知ってるし、実感としてもそうだろうと思う。空いた穴がどんどん広がっていくよね。
でもさ、穴をふさぐの疲れたなぁ。私は頑張ってふさいでるけど、夫はどうなの?ふさごうとしてるのかな?ソファでごろんとしてるだけじゃない?
そんなにぼーっとしてたらさ、どんどん穴が広がるよ?私、もう1人で修復作業するのやめたからね。知らないからね。
…これが、夫婦喧嘩後の私の頭の中。
大体いつもこんな感じ。今回はちょっと深いかも。深くて落ちそう。落ちたらもう上がってこれないかも。上がってこれなければ、どこにたどり着くのやら。
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