見出し画像

ロボットになって修行する夏休み

小学生の子供が3人(+テレワーク中心の夫)がいる私の夏休み。

ロボットのように毎日、ほぼ同じメニューをこなしている。
洗濯干し→朝ご飯の用意→片づけ→掃除→子供の勉強→お昼ご飯の用意→片づけ→子供の勉強or一緒に遊ぶor買い物→洗濯とりこみ→夜ごはん用意…

夜ごはんを作りながら、明日の同じ時間もまた夜ごはんを作ってるんだよなぁと思う。
夜ごはんを作りながら、あと1時間半後にはこれを片付けてるんだよなぁと思う。

しかし、そんなことばかり考えていると気がめいるし、いくらイヤでも生活するために必要なことなので、私の場合は、ひたすら頭の中を「無」にして黙々と進めている。たとえるなら、修行だ。

雑誌やCMやテレビやYoutubeでは、家事を工夫して楽しく笑顔でとりくむ人があふれているけど、現実にはどうだろう?

私にとって家事は修行だと書いたけど、「ほふく前進」にもよく似てるなと思う。

毎日毎日、すこしずつ、ズリズリと、涙がでてもつらくても、ただ前を向いて進んでいく。早くゴール(私の場合は子供の自立)にたどり着きたくても、子供の成長と時間が過ぎていく速度に合わせなければいけないから、ゆっくりゆっくり、しかし確実にこなしていかなければいけないのだ。

子供がうまれるとき、子供の人生を背負う責任感や、世話をする大変さを想像することはあっても、子供が生まれたあとは、毎日毎日、365日休まずに家事をしなければならないのだということを(たまにアウトソースすることはあっても基本的には)、想像した人はどれくらいいるだろう?あるいは、そんなことは当たり前すぎて、想像するまでもないだろうか?

少なくとも私は、子供が生まれたら、何十年も家事がノンストップで進むということは全く想像しなかった。ただ、子供のお世話をちゃんとできるかなぁ?と、そんなことをのほほんと考えていた。

ちなみに、長期休み、特に夏休みになると、家事の量が増大してうつうつとした気分になることは、毎年のことで経験ずみなので、日頃ちょこちょことしている在宅の仕事は、夏休みの前にまとめて片づけるようにしている。

あー、なんだかツラツラかいたけど、今のぞむことは、早く夏休みが終わってくれること。

とはいえ、この今の感染状況で通常通りに学校が始まるのか?始まったとして、安心して通えるのか?というまた別の問題がでてきてしまう。

ほんと、どうなるんでしょうね?

修行はそんなに長くはできません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?