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紫陽花が咲く、浄慶寺へ

「浄慶寺の紫陽花もなかなかいいですよ!」

先日、もときさんがコメントで教えてくれた。

ちょうど紫陽花を見に行きたいなぁと考えていたタイミングだった。

もときさんが撮った紫陽花の素敵な写真にすっかり魅了されてしまった。

小田急線の柿生駅から近いということで、だいだいの場所が思い浮かんだ。

もときさんは、日本全国の神社やお寺を歩かれているのでとても詳しい。そして惜しみなく、色々な土地の情報を教えてくれるからとてもありがたい。

その翌日、僕はカメラを片手に、妻を連れて久しぶりに車を走らせた。

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門柱には、浄慶寺と麻生山と書かれていた。まさに裏山に登っていくような雰囲気が漂う。境内に入ってまず目を惹かれたのは、紫陽花だけではなかった。境内の色んな場所に置かれた表情豊かな羅漢像(らかん)が出迎えてくれた。

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こういう表情で笑うおじさん、どこかで会ったことがあるような。ついつい、楽しげな羅漢像を眺めていたら、紫陽花を見に来たことを忘れてしまいそうになった。他にもお茶を飲んだり、本を読んだりする羅漢像がたくさん。紫陽花を眺めながら、心が癒された。

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丘陵を紫陽花が覆う。同じ境内にある秋葉神社の本殿がひっそりと佇む。

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裏山から望む浄慶寺の本殿。日差しがどんどん強くなってきた。平日だったが、僕が来てから専用駐車場はいっぱいになっていた。カメラを構えて写真を楽しむ人たちの姿がたくさんあった。紫陽花の前で写真を撮りあう中国人の若い女の子たちの姿もあった。

僕は写真を撮りながら、やっぱり思いを馳せてしまった。

(もときさんも、ここで写真を撮っていたんだなぁ)

(もときさんは、どんな風にカメラを向けていたのかな)

そんな思いを妻に話したら、「恋人か!(笑)」と一喝された。

同じ場所で写真を撮っていたとしても、写真は面白いほどに姿を変える。明るさも、色合いも、距離も、角度も違う。

久しぶりにカメラで写真をたくさん撮ったが、やっぱり楽しかった。

梅雨の時期、浄慶寺はあじさい寺として親しまれているが、季節によって紅葉や梅なども楽しめる。我が家から車で30分足らずだった。

自分が知らないだけで、東京都多摩地域周辺にはいい場所がたくさんある。

浄慶寺。

また一つ、新しい場所を知ることができた。行って良かった。

もときさんに感謝。noteに感謝。

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