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論理の架け橋
今回は論理の架け橋というテーマでお話して行きます
論理とはなんなのか?
その疑問を徹底的に解決します
この記事を読んでいただければ、
・話し方が上手くなる
・相手に伝わる話し方ができる
・面白い話ができる
このような特典付きです
1、論理って何?
「そもそも論理って何?」
そう聞かれて私も最初なんのことだかさっぱりの状態でした
グーグル先生に聞いたところ
「ここでいう論理とは、思考形式及び法則である。これに加えて、思考のつながり、推理の仕方や論証のつながりを指す。よく言われる「論理的に話す、書く」という言葉は、つながりを明確にし、論証を過不足なく行うということである。」 Wikipediaより引用
一度読んでもイメージできない文言が並んでいました・・・
もっと噛み砕いて自分が納得いく説明を探したところしっくりくる説明がありました
「論理とは、伝えたいことを相手の元に届ける架け橋の役目」
上記の図で表現させていただきました
自分が伝えたいことを、伝える相手まで無事に届けてくれる架け橋が論理なのです
もしも、この橋がなかった場合、相手は理解することができません
例えば、
「本はたくさん読むべきだよ」とだけ言われても、「なんで?」「どうして?」
という疑問が生まれてきますよね
一方で、
「本はたくさん読むべきだよ」
「本は他の人が生きた人生を擬似体験できるモノだから、読んだ分だけ様々な人の人生を体験することができるんだよ」
「本を読まなかったら、一度の人生で終わるけど、読んだら読んだ分だけの人生を過ごすことができるんだよ」
「だから、成功者はたくさんの本を読むんだよ」
「本を読まないことは、目の前にある宝を取らずに通り過ぎることと同義なんだよ」
この文章の構成は、
結論→論理→具体例→読むことの意味付け
ここまで話すことができれば、相手はスムーズに話を理解することができます
2、相手に伝えるとは
相手に伝えるには、論理の架け橋が重要になります
自分の伝えたいことがうまく相手に伝わっていない時は、論理が破綻していることがほとんどです
相手が優秀であれば、論理を推測して汲み取ってくれることもありますが、自分の伝えたいことが100%伝わってはいないことがほとんどです
なぜ人は論理がないと納得しないのか?
この問いに対して、私は「論理=思いやり」という結論に至りました
例えば、
結論だけ言われて、その説明(論理)が抜け落ちてしまっている状況は、相手に全てを丸投げしている状態です
自分の考えは伝えず、相手が理解してくれることに任せてしまっているからです
一方で、
結論+説明(論理)+具体例まで話されると、その人の考え方が分かり、相手は信頼できる人だと感じます
そして、
・その人の考え方がわかるというプレゼント(思いやり)
・相手に理解してもらうという誠意(思いやり)
これが伝わるから、相手は共感してくれるのです
「論理=伝えたいことの架け橋」なのと同様で、
架け橋という誰でも渡れるものがなければ、誰も渡れない不要なものに成り果ててしまうのです
3、例え話が必殺技
伝えるのが苦手な人、話すのが苦手な人はこの論理が抜け落ちていることがほとんどです
結論を述べて、「なんとなくそう思うから」では相手は共感を示してはくれません
そこで、例え話ができるようになるとこの悩みが解決されます
結論 → 例え話 →結論
この順で話すだけでも相手は理解すやすくなり共感を得ることができるようになります
さらに、例え話に数字を盛り込むとよりわかりやすくなります
例)
結論:勉強はした方がいい
例え話:成功している人で本を全く読んでいない人はいない
成功者は少なくとも1日に1冊の本を読んでいます
結論:だから勉強することは重要なのです
このように、例え話と数字を盛り込むことで、圧倒的に相手に伝わるようになります
他にも必殺技はあります
ここでは、紹介までにしておきます
・第三者の意見
・法律
・モラル
これらの要素を話に盛り込むと、納得しやすくなります
4、相手に合わせた論理
論理はとても抽象的な言葉です
だからこそ、この論理の部分で何を話すかでその人の考え方や価値観が見えてきます
話しているとその人が普段考えていることがわかるのもこの論理の部分の要素が大きいのです
そして、話すのが上手い人は論理を相手に合わせることができます
例えば、
・専門用語がわかるかわからないか
・どんな表現が分かりやすいか(その人の経歴に合わせる)
・相手の年齢、性別、職業に合わせる
このような視点で相手に合わせた論理を展開できます
ある人には分かりやすい論理でも、ある人には分かりにくい論理ということもあるからです
論理は相手に話を理解してもらうことが目的なので、そもそも目的から外れて相手に共感してもらえないものは論理とは言えません
最近ひろゆきさんの論破を見ていると感じるのが、コンテンツとして論破は売れるということです
ひろゆきさんは論理的に話していますが、論破になると一気にコンテンツとして視聴者に笑を届けます
うまいマーケティングだと感心させられるこの頃です笑笑
5、論理とは言葉遊び
私は論理は言葉遊びだと考えておいます
なぜなら、論理は手段で、相手に話を理解してもらうことが目的であり、目的を達成するための手段はこの世に数多あるからです
例えば、
「お金は若いうちから貯めた方がいい」or「お金は若いうちは使ったほうがいい」
2つの主張に対して、どちらも論理を展開することができます
言い換えれば、2つの主張に正解はなく、それっぽく言えるか言えないかの違いです
「お金は若いうちから貯めた方がいい」に対しては、
・年金問題
・終身雇用崩壊
・投資で不労所得
これらの観点で論理を展開することができます
「お金は若いうちは使ったほうがいい」に対しては
・若いうちしかできないことがある
・自己投資にお金を使うべき
・使った分だけ稼げばいい
これらの観点で論理を展開することができます
どっちかが正しいはなく、人それぞれによって答えが異なります
したがって、論理は
・誰が言っているのか
・覆らない証拠があるのか
・トークが上手か
これらの要素によって大きく変わってきます
だから論理は言葉遊びなので、自分がどうしたいのかの指針を持つことが、
世の中に翻弄されないために必要なスキルであると考えます
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