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「革の郷・浅草で創業100周年を迎えるファッションレザーのイノベーター」(富田興業株式会社)を公開しました。

「タイム&エフォート」公式サイトでは、2021年の年間テーマとして「革鞄・ハンドバッグ特集」をふたつのコンテンツに分けて展開中。



テーマ2「業界の有識者&博物館担当者に聞く 日本の鞄・バッグの 現在過去未来」の最新回として、革の郷・浅草で創業100周年を迎えるファッションレザーのイノベーター(富田興業株式会社)<サスティナブルとデザインの共存を目指して>を前後編に分けて公開しました。


歴史的な革バッグのアーカイブを有する、企業ミュージアムのご担当者にお聞きした「日本のバッグの歴史」に続いては、皮革問屋のリーディングカンパニー、富田興業株式会社 営業部部長の森田正明さんに、長年皮革と向き合い続けてきた企業の歴史を振り返っていただきました。

革の郷・浅草で創業100周年を迎えるファッションレザーのイノベーター


富田興業株式会社は、2023年に創業100周年を迎える老舗企業。植物由来の食の副産物(ポマース)を再活用する、サステナブルな「LEZZA BOTANICA(レッザボタニカ)」プロジェクトが、2020年度グッドデザイン賞を受賞するなど、時代に先駆けたものづくりが話題に。


絶えず進化し続けることで、新たな歴史を紡いでいます。富田興業株式会社では、20年ほど前からバッグや革小物の比率が増えてきたのだそうです。

靴用の革、鞄用の革の違いとは?

「靴用に使う革と鞄用に使う革は、似ているようで少し異なります。靴は最終的に底付けするときに力を入れて“吊りこむ”ため、つり込んだ時に美しい表情になる革が好まれます。逆に、鞄は素材の風合いがそのまま製品になるのでタッチ感や柔らかさ、経年変化するなど、革そのものの質感を味わうものが支持されます」(森田さん)。


アイテムとしての用途、ものづくりのプロセスによって、レザーを選ぶ最適解が異なるんですね。日本の革の特性をもっと知ってみたくなります。


「タイム&エフォート」公式サイトの「コラム」では、「革の基礎知識」のページもありますので、併せて参考になさってください。


そんな時代に合わせて変化するニーズに対応する皮革のプロフェッショナルが見つめてきた、日本の革鞄・バッグづくりの歴史とは? 
ぜひ、本編をご覧ください。