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【イベントレポ】b8ta (ベータ)有楽町店「足立発ヒット前」

ものづくりが盛んな東京都足立区が区内企業の販路拡大を目指す新プロジェクトを始動。b8ta (ベータ)有楽町店で展示イベント「足立発ヒット前」がスタートしました。



話題のショップが続々オープン!

注目タウン 北千住を中心に活気あふれる

東京都足立区



東京の「穴場だと思う街ランキング」4年連続1位を獲得し、カフェなどがメディアで数多く紹介される北千住をはじめ、東京都足立区は、ものづくり・食・サービスなど多様な産業が集積するエリアです。ものづくりでは、靴、鞄など革製品の産地としても知られています。

都心部の有利な立地、歴史に培われた技術と品質、地域のつながりを糧にたくさんの企業やつくり手が活躍してきました。しかし、時代のうねりのなかで 「買う人」「使う人」のニーズや行動は変化する今、足立区が区内企業の販路拡大を目指すべく、このプロジェクトが立ち上がりました。


「2020~21年にかけて区内の中小企業 20社が参加し、Co-editと専門チームで連携し(バイヤー、デザイナー、プロモーションのプロ)がサポートに当たってきました。

キーワードは、作る~売るまでを、一筆書きに考える。

これからは作り手が伝え手・売り手になり、市場にモノを届ける時代。

そのために必要なこと・大切なことは何か? みんなで一緒に考えてきました。そしてこのたび、リアルな市場でのテストマーケティングとして展示販売イベントを開催。多くの人のご意見や反応を得ようとチャレンジする足立区の企業が集っています」(Co-edit 杉本恵理子さん)


足立区発のジャパンレザー


皮革関連では、ブランドレザー「栃木レザー」の代理店としても知られる和宏のオリジナルブランド「minca(ミンカ)」がアウトドアアイテムを出品。


警察官の携行品、プロユースのホルスターをモチーフにしたナイフケースをリリース。栃木レザーのなかでも同社でしか取り扱いのないハーネスレザーを使用。

数か月に渡りピット槽にて丹念にオリジナルの処方で鞣した革は内部までしっかりタンニンが行きわたり、より堅牢になるそうです。

ひと針ひと針手縫いで縫製し、極厚のコバ面(端の部分)を手作業により職人が納得するまで磨き上げて。

ほんとうに美しいですね。

コバ磨きという果てしない、終わりのない手仕事・・・納得するまで、というとどのくらい時間をかけたのでしょうか。ご自身のプライドにかけて、クオリティを追求する作業。

「職人技」「職人魂」とつい形容してしまいますが、熱量×時間 が昇華した素晴らしい魅力をつかい手として受け止めたいですね。

「minca」公式インスタグラムアカウントで投稿された動画も必見です!



「足立区 国内販路拡大支援事業のしめくくり、b8ta(ベータ)有楽町店での展示販売イベントが12日からスタートしました! 

週末はカップルや家族連れで賑わい、足立区10社の製品をたくさんのお客様に見ていただきました。平日も、ビジネスマンやプロダクト関係のお仕事の方が多く来場しているようです。見て・さわって・試して・・・ヒットまでの道のりに立ち会っていただいています。

このたび、3月13日(土曜)まで会期延長 が決定しました!  当初の予定より2週間長い、計1ヵ月のロングランとなります。

皆さま、年度末に向けてお忙しい時期とは存じますが、お誘い合わせのうえご来場いただけたら幸いです。足立区の事業者さんたちの応援を、どうぞよろしくお願いいたします! 」

(Co-edit 杉本恵理子さん)


このほかジャパンレザー関連は・・・

鼻緒匠はな壱ポンダル(鼻緒サンダル)

和装の履物、草履に用いる鼻緒。サンダルにチェンジするだけで全く違う表情に。トングサンダルを履いたとき、指股が痛い・・・という経験も少なくないのでは。この鼻緒なら足もとをやさしくサポートしてくれそう。


株式会社ボナ・フォルトゥーナステイシー(イタリアレザーハンドバッグ、財布)

大人世代に愛されてきた人気ブランドが時代に合わせてブラッシュアップ。エレガントな印象ですが、カジュアルな着こなしにも似合うので、幅広い女性のコーディネートを彩ってくれそうですね。


つくり手の想いが詰まった逸品たちがいっぱい。

イースト東京=城東エリアの新しい「上等」なプロダクトに出会ってみてはいかがでしょうか?


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