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東京のつくり手たちの最新作・意欲作を探る「TOKYO LEATHER GOODS FACTORY COLLECTION」【イベントレポート】

東日本バッグ工業組合 組合員有志メーカーによるプロジェクト「TOKYO LEATHER GOODS FACTORY COLLECTION」のポップアップイベントが池袋駅構内 南改札外イベントスペース(東武百貨店 B1F 6番地入り口前)で開催されました。



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上質な革製品をファクトリーからダイレクトにお届け。

コロナ禍のいま、うれしい ユニークな革小物からクロコダイル(シャイニング加工、センター取り)の高級長財布まで幅広く出品。



個性派、木目調レザーバッグもラインナップ。


若い世代のユーザーにも注目を集めています。

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ソーシャルディスタンスを意識した対応も万全。

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百貨店の入場規制などがニュースで取り上げられていますが、商業施設の上層階まで移動することなく、駅ナカでスピーディーにショッピングしたいというニーズをつかんでいるようです。


個性あふれる財布、革小物をはじめ、各社とも意欲作を続々とリリース。



会場でひと際、目をひいたアイテムをピックアップしてご紹介します。



手ひも(ハンドル)つき長財布

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キャッシュレス決済の普及でミニ財布がヒットする一方、長財布も堅調に売れています。そんな長財布の新機軸となる、この仕様は大人世代に好評。
指に力が入りにくいかた、消毒により乾燥しがちな手指のかたも滑って落とすことを軽減できるのがうれしい。


商業施設や病院などに入る際、消毒の前に手首にかけておいたり、新しい生活様式のなかで使い勝手がいいのも魅力です。



革の縁(端)部分を生かした長財布

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ミニクラッチバッグとしても使えるサイズ感でスマートフォンもすっぽり収納できます。布地のカットオフ(切りっぱなし)のような、ラフなニュアンス、ハンドメイド感が今年らしい。

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通常は製品には使われない部分ですが、アイディア次第で活用可能。革素材を使い切ることでサステナブルにつながりますね。


パイソンキューブバッグ

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バッグも好評。ロングトレンドのパイソンを使用したキューブバッグがコンスタントに売れていました。

色違いバージョンも登場。

秋を先取りしたシックな色合いがいいですね。


他のアイテムと比べると高額ですが、クオリティとのバランスがよい適正プライスが人気の理由。


つくり手、デザイナー自らくわしく丁寧に製品説明するのもよろこばれているようです。


店舗での環境と同様、姿見(鏡)があったのも決め手のひとつ。


女性ユーザーはバッグを全身のバランスでチェックするかたが多いので、この確認ができるかできないかの違いは大きいかもしれません。


次回は同じ会場で9月開催予定となっています。

どうぞ、お楽しみに。


(初出:日本皮革産業連合会 公式ブログ)



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