見出し画像

ペンタックスのすすめ 

 自分がペンタックスユーザー、いわゆるペンタシアンなのですが、人に勧めたことはありませんでした。欠点と思えるところがいくつかあるからです。

 まず、ユーザー数が少ないところ。
 そしてユーザー数が少ないことから、純正品が中心で、選択肢が少ないところ。
 あれ、それなら人数増やせば良くない?

 最近、自分が使っているペンタックスについて話したところ、興味を持ってくれた方がいました。その方の使い方で使うにはペンタックスが悪くないと思えたのです。
 そこでペンタックスのよいところを並べてみることにしました。


メリット1 古いレンズがつかえるよ


 ペンタックスというメーカーのレンズは古いものがつかえます。この理由はカメラのマウントにあります。
 カメラボディーに交換レンズを装着して使いますが、この装着する部分には決められた規格サイズをマウントといいます。

 だいたいのメーカーは、カメラのシリーズを変えた際に、マウントを変更します。
 しかし、ペンタックスはマウントが世紀末から変更されていないので、古いレンズをそのまま扱うことができます。
 これは、ハードオフやブックオフなど、いわゆるジャンクコーナーにある千円前後の古いレンズで昔の映りを楽しむことができます。 

参考:ジャンクで1000円で買ったレンズで撮ったステージ


メリット2 古いカメラが使えるよ

 先ほど話ましたがマウントが同じなので古いカメラも使えます。
 デジタルカメラは無論フィルムカメラもです。
 古いデジタルカメラはもちろん使いやすさという点では最近のデジカメに負けます。しかし、今のカメラにはない独特の映りを持っています。

ist DS2:2005年発売 PENTAX M 50mm F1.4:1977年発売


参考:K100D 2006年発売で撮影


古いレンズとカメラの組み合わせも実は今でもいけるよ

 古いカメラが使えない理由って電池の消耗とか、バッテリーがダメになるとかが多いです。
 しかし、ペンタックスは割合電池で動くものが多いので今でも使えます。
 こちらは


 こちらは昨日してきた組み合わせ
ist DS2 RIKENON P ZOOM 35-70mm
 20年くらい前のものですね。
 ちなみにカメラは5000円、レンズは1000円でした。
 動いているものが苦手なのですが頑張って昨日撮ったのが蝶の写真。
 



では具体的にどれかというと


 ペンタックスの現在のデジタルカメラのラインナップは3つとなっています。

K3-3 20万前後
K1-2 15万前後
KF   9万前後
どれもよいカメラですがいきなり買うには高い買い物と思われるかもしれません。

 ほかのメーカーに比べれば安いですが、それでも始める人には高く感じられるでしょう。
 そこでお勧めが中古型落ちです。
 

 中でもオススメなのが、K-70です
自分も数年に渡り使用してきたよいカメラです。
このカメラのいいところは、アウトドア向きであること。一眼レフにしては軽いことがあげられます。つまり旅先にもっていきやすい。

レビューを見るとこのような感じになります。


また、価格は5万円程度で状態も悪くないものが市場に出回っています。



実際どのレンズを選ぶのか? 標準と望遠

 標準レンズは至近距離からやや遠くまで一本でこなせるレンズで1万円弱
もっとやすいのもあるのですが、このあたりが使いやすいと思います。


望遠レンズは遠くのものを映すレンズ
これは最近まで使っていたもので中古だと8000円くらいですが映りがよいです。

 このレンズとK-70を組合して実際撮ったのがこの感じです


現在自分が使っているのはこれで静かで使いやすいです
ただ4万前後します



実際どのレンズを選べがいいのか? いっそ1本で

標準レンズと望遠レンズ、2本分の予算をあわせて一本にしても便利です。
これは2万円弱。



PENTAXのいいことはアナログが地続きなこと
なおかつアナログの大変さだったフィルムの心配がないデジタルのすばらしさ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?