生きているその時々が、人生の軌跡

青春の軌跡（きせき）という言葉。
青春とは程遠い年齢になっている私にとって、何とも新鮮に響きます。

　私の、青春時代の軌跡は何だったんだろう。
　軌（き）は、車の輪の通った跡、わだち、法則等の意味。また、跡（せき）は、足跡、物事の行われた痕跡等の意味。すなわち、軌跡（きせき）とは、単純な意味は、読んで字の如く、車の通った跡に残された痕跡の事です。

　ちょっと深読みをすれば、“青春の軌跡”という言葉のように、いわゆる青春時代に将来を夢見てチャレンジした事や恋沙汰で悩み苦しんだこと、そんな生きてきた証しを意味することもありそうです。私自身についても、少し考えてみれば、幾つか思い出されることがあります...が、ここでは触れないでおきましょう。

　軌跡（きせき）は、青春時代だけではなく、壮年時代も、老年時代も、人が生きているその時々に、人生の軌跡は残ります。

　私達は日々、自分や家族の幸せ、生きがい、多くの人達への感謝etc.、いろいろな事に思いを致しながら生きています。これも心の軌跡です。皆様方の人生の軌跡はどうしょうか。