フッとした心境の変化が、人生を一変させるかも知れない

フッとした心境（しんきょう）の変化は、人生そのものを一変させるかもしれません。

　人生なんて大げさなことを言わなくとも、生活リズム、生活態度、あるいは人間関係など、フッとした心境の変化で、今までとは様変わりな状況になるかもしれません。子供の成長過程では、特に、そういった事は起こりがちだと感じます。心境（しんきょう）の心（しん）には、意識、精神、本心などの意味があります。また、境（きょう）は、さかい、仕切られた地域、状態などの意味があります。心境（しんきょう）とは、心や精神のおかれている様子や状態のこと。言い換えれば、人間の精神活動の根本となる”知識と感情と意思（＝知情意）”のことになります。ちょっと難しいですね。

　子供の頃は、半端ない悪ガキだったのが、その子が大人に成長していく過程で、精神的に大きな変化、化学変化に近いような大変化をして、親を驚かせることもあるようです。

　親は誰でも、子に対して良い意味での変化を求めています。子の変化は、ある時、突然訪れるものではなく、徐々にかつ少しずつ、目に見えない形で訪れてきます。子供の成長とはそんなものでしょう。それだけに、子の成長の軌跡を振り返った時、それまでの時間の長さと変化に、驚きと感激を新たにするのかも知れません。