フードロス問題を解決するためになにかアクションしたいと思うんです。
地元農家さんとフードロスについて考え、アクションを起こす団体「KIMOBETSU Foodies」を立ち上げた。
きっかけは、一緒に立ち上げた農家さんとお酒を飲んでいるときの「収穫しきれない野菜をどうにかしたいんだよね」というひと言。僕もほんの少しだけ農家さんのところでお手伝いをさせてもらったことがあるけれど、そのときにも収穫しきれない野菜がゴロゴロと転がっている現状を目の当たりにもした。
ちょっと形が悪い、サイズが規格に合わないというだけで品質が変わらない野菜たちが行き場をなくし、ただただ腐っていくのを見るのは悲しい。実際に日本では年間650万トン近くもの食料が捨てられている。
じゃあどうしてそんなことが起こってしまうのか…さまざまな場面でさまざまな原因があるけれど、僕らは「規格外作物を売る場所や、それらをどう活用するかといったアイデアが不足していること」と「人手不足によって、野菜が一番おいしい時期に、収穫するのが困難なこと」にフォーカスを当てた。
適量を育て、適期に収穫し、適切に加工・流通させることができれば、フードロスを少なくすることができるはず。そこで、「地元の野菜を使った加工品をつくること」「規格外野菜を売ること」「農業に関わる人を育てること」「生産・製造・販売管理システムをつくり、運用すること」に取り組もうと地元農家をはじめとした地域の方が集まり始めている。
いま作っているのは廃棄になった大根や人参などの乾燥野菜。町内施設にある乾燥機を活用しながら少しずつ商品化に向けて試行錯誤しいている。
まだ商品も組織としてどう進んでいくかも手探りで日々悩みも尽きないが、新しいことにチャレンジするのは本当に楽しい。これを機に、周囲の人たちを巻き込みながら、フードロス問題に向き合って勉強していきたいなと思う。
↓↓↓↓ 団体コンセプト ↓↓↓↓
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