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詩-弁当箱の蓋-
然もありなん
とうせんぼして
当時のあの娘の成長妨げ
自分勝手の自暴自棄をを貫いていた
10年前の倒産坊主
うずくまってた草鞋を履いた童の調べ
はちょうちょうとうちょうちょうが
夜明かして
西の山脈根付いて生きて絵を描いて
居た
-痛みに弱いわね-と嗤われる
瑞西のナオン年下ジャーニー
カリフォルニアる前の年虫
チャップケチャップチャップリン
笑われ者が愛した弁当
その蓋についてた真っ赤なお人はまるで
俺のお人好しを表していて
がんとして動かぬ不動の銅板
金色絵の具の鉛色が
紙のパレット引き伸ばされてて
思わず100号ぐらいに描いた
チャップケチャップチャップリン
ジャップの俺ぁおいけてぼりだ。
-住みきった花は毒よね
お前は俺を弄んだっけな-
シャブコロガシのガンジーよりも雁字搦めで
お願い放っておいてと言われて
それでも求めた責めた情愛
怠惰怠惰にあゝ怠惰
(´◓Д◔`)ア゛ア゛ァ゛アァァーッ!!!
チャップケチャップチャップリン
ジャップとエラ張るカップリング
独裁者のフリしていたかった
赤子三行半に晴れ晴れ
サヨナラダケガジンセイダ
アサガヤアタリデオオザケノンダ
その名のとおりに生きちまったから
サンプリングして引用しておく
米屋のタバコ屋愛したチェリー
もう吸えないから時経つのが分かる
というかこりゃもう判りけり
呆気羅漢の倒錯介錯供養の棘無し地蔵
シャブリシャブラレのたりけり
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架空写詩集『もうじきの季節に君を重ねてみたら』より
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