詩-レリーズ-
明くる日を明日と思って居眠りこいたら
そうじゃなかった時が良い塩梅
中に朝に正に穴にらららい来
夜霧に今夜は栗林だから案の定かと屠るの好いの
やいのやいのと言葉ぁ紡いだら泡沫ハピネス彩度が焼き付く目に目に網膜
また来て広角
だだっ狭い場所を少しでも広く写したくって
出目金のレンズぶらさげて瞬きをする。
お言葉ですが総理とごにょごにょ反映される世相におよよと嘆く喚くあたふためくく
そうしてそうして流れるんです。
エンゲージとまではいかないけど幸せになるための皺寄せにマリッジブルーになる若輩者の侘び寂びは無くって
腕まくって手をかけて飛び乗ったのは
フラミーのような飛び竜だった
修学旅行を覚えていますか。
悪童飯食う同輩台車に
のっけて渡り廊下をガラガラ行ってた今でも
うろ覚えの感覚
時はどうか止めないで下さい
沖に行くのは許可してください
僕の写真は白紙委任状なんです。
だからそれが詩人情なんです。
鉄に例えるならあなたは熱で
闇に例えるならあなたはただのテールランプでしょう
私を何と例えていただけるでしょうか
そのおっ言葉の言霊を楽しみにもう少しだけ活けるものとしておきます。
架空詩集『震エテ降ルー雨』より
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