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実践的な教育機関を掲げるタイガーモブがなぜ「オンライン海外インターン」始めたか〜後半〜

皆さんこんにちは、タイガーモブCOOの中村 寛大(かんち)です。
前回の記事の続編を書かせていただきます。

そういえば、僕も在宅ワークを初めて1ヶ月以上経つのですが、とても丁寧に暮らすようになりました。

料理は出汁をきちんと取ったり、サラダのドレッシングを自作したり、コーヒーは買わずに、ペーパードリップで淹れたり、パンケーキを作ったり。
実は家にあるもので普段使っていなかったものを使うチャンスかもしれません。

少しずつ発見がある毎日はとても楽しいですね。新しいことにチャレンジすると気づきもあります。是非おすすめです。

さて、先日私たちの新しい取り組みとして『オンライン海外インターン・プロボノ』をリリースさせていただきました。

前回のお話は、こんな言葉で締めくくられました。

でも、何かが足りない。
タイガーモブのビジョンの一つに、「世界で挑戦できる、時代に即した実践機会を提供する教育機関となる。」というビジョンがある。
オンラインで世界と繋がるこの時代に即した、実践機会はなんだろう。
(実践的な教育機関を掲げるタイガーモブがなぜ「オンライン海外インターン」始めたか〜前半〜)

今回は事業を進めていく上で、会社としてどんな想いで新規事業を立ち上げてきたかを、書いていこうと思います。


ユーザーの皆さんと同じように、パートナーの皆さんも僕らにとってとても大切な存在である

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実践的な教育機関になるためには、様々な方の協力なくして成立し得ません。
数多くのパートナー(海外インターン受け入れ先)の皆さんに支えられて、今のタイガーモブがあります。
そのため、コロナで影響を受けているであろうパートナーの皆さんとコミュニケーションをとり始めました。
(現在進行形で、皆さんに打診させていただいております。)

香港の植木さん、スリランカの神谷さん、インドの水流さん、ミャンマーの犬井さん、ケニアの河野さん…など、私自身も多くの方のお話を伺うことで、現状を把握し、各国の皆さんがこれから何をされようとされているのかを認識し始めました。

・国によってコロナウイルスの制限は様々あること
・事業モデルによって影響度合いが全く異なること
・日本にある会社のように行政からの支援はあまり見込めないこと

こんな状況の中でも何ができるかを模索して、未来に向けて突き進むリーダーシップを発揮している姿はとても印象的で、改めて素晴らしいパートナーの皆さんとお仕事させていただいているなと感じると共に、この状況を一緒に乗り越えていきたいと思いました。

いつもお世話になっているパートナーの皆さんに提供できる価値は何か。
さらに、タイガーモブを信じて機会に参加してくれるユーザーの皆さんに提供できる価値は何か。
どちらの皆さんにとっても素晴らしい機会になるのはどういう形なのか。
コロナウイルスの蔓延に関係なく持続可能があり、かつタイガーモブとしても実践教育の推進に大きく寄与することは何なのか。


私たち自身が越境していく中で生まれた「オンラインプロジェクト」というアイデア

今タイガーモブでは毎日のようにイベントを開催しています。

セミナーやワークショップから、参加者と交流するコミュニティイベントまで、さまざまな形式のものがあります。
そこには社内だけでなく、今年からタイガーモブにジョインしてくれた、Tonashibaチームの皆さん、元SLOGANの野島さん、ユーザーとしてプログラムに参加してくれた後サービスを支援してくれている大庭さん、町田さん、坂本さん、上田さん。そして受け入れ先パートナーの皆さん、ユーザーの皆さん。本当に様々な方が入り乱れていました。
Zoom飲み会のはずなのにものすごく議論が盛り上がって、お酒の存在を忘れたり、気づいたら夜中の2時くらいになっていたり。
とても多くの人と、新しいコミュニケーションの形でやりとりをさせてもらいました。

僕だけでなく、多くの社員が同じような状況だと思います。
様々な考え方、価値観に触れて、パラダイムの変化を感じているはずです。

そして、その結果、
「自宅にいながら、最も次世代リーダーを創出できる」
「社会人でも気軽にプロボノのように参加できる」
「自宅で世界中のリーダーシップを学べる」
「世界中の課題に挑み、社会をより良い方向に前進させる」
こうした革新が生まれ、オンラインで世界中の起業家と共にプロジェクトに取り組むことができるのでは、という仮説が生まれました。

オンラインでプロジェクトに参加することによって、自宅から世界中の現場につながることで、これまでできなかったことが可能になります。
ビザ・安全性の心配・渡航費用・物理的な時間と距離がなくなるので、誰でもすぐにチャレンジできたり、
そして頻度も柔軟に対応できるので、時差や祝日の違いをうまく活用して、日中は会社や学校に行った後、夜にプロジェクトに参加できます。


そうして、私たちはパートナーの皆さんに改めて相談させていただきながら、新規事業をリリースしました。
これまでの海外インターンシップに加えて、「オンラインプロジェクト」を始動することになり、今まさにたくさんのプロジェクトが立ち上がっている最中です。

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*オープンから1週間ほど経過しましたが、多くの方に応募していただき、カスタマーサクセスチームも楽しそうに応募いただいた方と面談をしています。
ご興味をお持ちいただいた方ありがとうございます!


学校教育にも「自宅で世界の起業家からリーダーシップを学べる機会」を提供

同じタイミングで、クラーク記念国際高等学校の牛込先生と成田先生からお声がけいただき、学校の授業として海外で日々現場の課題と格闘している起業家の皆さんのお話をさせていただく機会を新たに提供し始めました。

私たちのオンラインイベントの取り組みをご覧いただいており、今回の緊急事態宣言を受けて、オンラインで何か面白いことができるのではないか、とお声がけくださいました。

全部で24コマ、多くのパートナーの皆さんにご協力いただき、この機会が成り立っています。本当にありがとうございます。

そして、他にも起業家教育をしていく連携のお話もいただき、これからもますます活動を加速させていきます。

時代に即した実践的な教育機会といえば、「オンライン海外インターン・プロボノ」であるという持論

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仕事をする上での、スタンダードが変わりつつある今。
求められている実践的な教育機会です。

学びの文脈では、探究学習は机上ではなく社会から学び、自分が社会に想いを実装できた時に初めて、「自分がやりたかったのはこれだ!」というターニングポイントを迎えるのではないでしょうか。「オンライン海外インターン・プロボノ」はまさに、そうした社会での実践機会です。

また、キャリア開発の手段として注目を浴びている「越境」。社会人にとって、最適な越境機会は何かと問われた時に、現時点の私たちの答えが「オンライン海外インターン・プロボノ」なのです。

社会人の皆さん、これまで積み上げてきたものが、会社の一歩外に出ると、どれくらい通用するのか挑戦してみませんが?
自分自身を振り返り、自己を正しく認識することで、新しいチャレンジを会社で実行することにつながったり、積み上げてきたものを捨てて、新しい価値を構築したり、今までと違ったものの見方や考え方を取り入れる越境学習の機会に繋がると考えています。


多くの人の支えや応援のおかげで事業ができる喜び

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ここまで熱く話しましたが、僕たち自身の活動もまだまだ始まったばかりで、状況は極めて厳しいことに違いはありません。
それでも多くの人に支えられ、とても楽しい毎日を過ごしながら、タイガーモブは挑戦続けています。

僕らのこの挑戦が、ユーザーの皆さんにとっても、パートナーの皆さんにとっても、そしてこれから出会うであろう素敵な皆さんにとって、何かの励みになれば嬉しいです。
この状況でも世界を前進させる機会に一人一人が挑むことが、より良い社会を作っていくことに寄与すると信じています。

想いがあるなら社会実装すること。
社会に実装して、社会からフィードバックを得ながら前に進むこと。

ついつい辛くて立ち止まりそうになる状況ですが、withコロナでも新しい学びや働き方のスタンダードを作っていけるよう、私たちも日々前進し、新しい気づきを積み上げていきたいと思っています。
そして、私たち自身に積み上がったものを、事業を通して皆さんに還元して参ります。


未来を自らの手で切り開く人材を創出するコミュニティであり続ける

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タイガーモブは、「次世代リーダーの創出」に向けて、これまで以上に多くのアクションを起こしていきます。

高校生だからできない。
仕事が忙しいからできない。
いろんなできない理由はあると思う一方で、「あなたはどうしたいの?」というシンプルな問いに答えられる人を増やしていきたい。そう思っています。

VUCAと呼ばれる変化が早く複雑な時代に生まれた私たちにとって、自分たちらしいあり方はなんなのでしょうか。
そして、自分は何によって充実感を得られるのでしょう。

この活動が、世界中の人にとって価値ある機会になることを願って、これからも新しい事業をより良い形に変化させながら進んでいきたいです。

早くみんなにリアルで会って、挑戦の日々を夜通し語らいたい!

なんだかんだ、この在宅・自粛生活に慣れてきていますが、僕自身は今この文章を書き終わり、オンラインでお会いした皆さんに無性に会いたい気持ちです。
世界が落ち着いた時には、飛行機の乗って飛び出して、皆さんと直接お会いしたい。そして、このコロナウイルスへの挑戦の日々を、思い出話として語れる日を心待ちにしています。

タイガーモブは、らしさ(持ち味)を個々人が活かし、一人一人の才能が世の中で開花する実践的な教育機会をこれからも提供し続けます。

Be a Tiger!!!

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