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私のこと

個人でお仕事しているのに、アカウントを持っている程度のSNSツール。
未だそういうものに何をどう書いたらいいのかわからないまま、なぜか、noteにならかけそう!とスタートした今年の夏。

すっかりプロフィールを書くのを忘れていました。

ヨガクラス&イベント、ヨガをベースに心と体についてのことを中心に、個別セッション、企業向けヨガ講座、ストレスマネジメント講座など、健康全般を扱っています。

ヨガインストラクター歴15年。

引越しをしたり、ライフスタイルが変わり、スローな活動時期もありますが、なんだかんだと、人生で一番長く続けていること、になりました。
ヨガは、今やたくさんのアプローチや関わり方があるので、こんなに続いているんだと思います。

元々、体も丈夫ではなく、アンバランスだった私がヘルスケアの話しているなんて想像もできない、そんな若かりし時代もありました。

自分でもびっくり!

この世に生を受けて、かれこれ、もう少しで半世紀。

世の中も変わったなぁ・・・なんていうほど、振り返ることもないまま今に至っているけれど、思い出してみたら、いやいや、ものすご〜く変わってる!
私が社会人スタートした時は、家庭にはワープロがあって、PCはなかった!携帯もなく、ポケベル全盛期!
(正確には、それも一人一台、使いこなすような代物ではなかった。)

そんな時代の中で社会人生活が始まりました。

短大を卒業後、大手コンピューターメーカー勤務。
もう、ヨガのお仕事をしている年数の方が長くなりましたが、その頃に教えていただいたこと、PCツールの使い方などは今でも役に立っていて。
おかげでここに書くこともできているのかと思います。


ヨガに出会った頃、とても体と心のバランスを崩していました。

正確には、仕事や人間関係が大変で崩したということではなく、私自身の存在について、このままでいいのか、どう生きていけばいいのか、何かこう、うっすらと気づいたときでした。

それまでの私は、自分の気持ちが自分でもわからないぐらい、相手に合わせることばかりを大事にし、いつも周りを察し、人を基準に自分の行動を決め、周りの評価を気にして生きてきていました。

今思えば、そんなに怖がらなくても、心配しなくてもいいんだよ〜、と言ってあげたい心理状態が続いていました。

そんなことに気づいた20代後半。
自己を振り返り始め、いろんなことが吹き出していたとき、ヨガに出会いました。


その頃、今、広まっているヨガのいろんなスタイルが、日本で紹介され始めた頃でした。

初めてのヨガは、アメリカから帰国した先生のパワーヨガ。

運動は全くダメ、できるだけ避けていた私。衝撃的でした。
声かけにせよ、動きにせよ、きちんとしていることが大切!と思っていた私は、その自由さに開眼してしまった!(笑)

いつもだるく、朝起きるのに精一杯な私が、そのヨガの帰りの電車では「いえいえ、私、座らなくて大丈夫ですから!」と、元気いっぱいになった感覚を今でも覚えています。

その先生は、パワー系のヨガを広めるためにアメリカから帰国をした方でした。ある意味、日本人らしくなく、自由にやりたいことをやるマイペースな人。素敵なスペースで暮らし、人生で会ったことのないタイプ。やり方もフィーリングも、とてもアメリカナイズされた方でした。

この先生には、呼吸と動きの連動を大切にするVINYASAスタイルのヨガの楽しさや、体や心に与える影響をたっぷり教えてもらいました。

2回目にヨガに行ったとき「元気になるその理論を知りたい!」と、先生に相談し、驚かれたことを覚えています。
(あまりに動くのが大変そうで、この子はもう来ないだろうと思っていたそうです(笑))

理論や座学の学びを深めるには、ティーチャートレーニング受けるのがいいと思うというアドバイスから、全米ヨガアライアンス、その他、様々なスタイルのティーチャートレーニング、ワークショップなどを受け、今でも学びを継続しています。(すっかり座学が多いですが・・・)

その頃の私は、自分の心が乖離していることに気付き、自分の扱いに苦しんでいました。
生きていることに疲弊をしていて、嫌だとも変だとも思わず、いとも簡単に周りの基準に全て合わせて、こうすべき、ああすべきというレールから降りられないでいた頃でした。


ヨガの学びは、自分の心の整理から始まりました。

様々なカリキュラムは、自己と向き合うことからは避けられないものばかりでした。体を使ってこなかった私にアーサナの練習はすごい効果がありました。
そして、心の学びでは、認識のこと、世界の成り立ち、自己の捉え方、客観的に見ること。それらの知識や訓練は、本当に私を救ってくれました。

ボランティア活動から、クラスを開くこと、前に立って話すこと。
いろんなことを、課題としてこなしていきました。

しかし、なぜかそれらを大変だと思ったことはなく、一つ一つやっていったことで、様々な人に出会い、今まで、とても狭い価値観の中で生きてきていたんだなぁ、と思うようになりました。

まだまだ狭いですが、それでもだいぶ広がり、生きるのが楽になっていきました。そして、今はこうして、人にお伝えすることができるようになっています。


今、世界では、ヨガがいろんなアプローチで伝えられています。

どこにフォーカスを当てているかは、みなさんそれぞれで、現代生活に合わせていろんな肉付けがされて紹介されています。

体を動かすことがメインのクラスもあれば、リラックスをすることがメインだったり。カウンセリングが主体のクラスもあります。
経済社会はストレスとどう付き合っていくかが、大きなファクターであり、その中で生きていくって、とても大変で複雑ですもんね。

本来のアプローチとしては、シンプルなことを意味づけをしたりせず、聖典の教えとして淡々とやっていく。

創造のこの世界は、仕組みによって成り立っているので、複雑なことは考えなくて良いのです。
ヴェーダンタやヨガ、アーユルヴェーダなど、インドに関わることの学びを続けている今、そんな風に捉えています。

先日、インドの占星術の先生がおっしゃっていたこと。

私は50歳以降、関節にエラーがでるという星のようで。
「このままヨガを続けてね、ヨガはヘルメットになるから。」と。

これは名言だなぁ、とつくづく思います。

もちろん、ヨガの本来の目的はとても壮大なものではあるけれど、コツコツと継続していくと、肉体や心に働きをかけてくれる智慧が詰まっています。
何も考えず、何を得ようともせず、ただただやるのが1番の近道かもしれません。

そして、それは滋養につながり、心と体は丈夫になっていきます。

体の弱い方、心のバランスを崩してしまった方、近くに良い先生を見つけて、やってみられること、おススメです。
試してみる価値はありますよ。


そんな私が今、提供していることは・・・

アサナのクラス(体を動かすクラス)はもちろん、勉強会を企画したり、ヨガ座学、治療家の方、食の専門家とコラボなど、生活に活かせる形で、ヨガのことを中心にお伝えすることにしています。

世界の大企業では、瞑想を研修に取り入れたり、セルフマネジメントを主としたアプローチも盛んになってきました。
企業向けにも、コンピューターメーカー様や外資系銀行様など、数多くの企業向け講座やワークなども行っています。

魂の科学と言われるヨガ。

ほんの入り口にいる私ですが、少しでも、日々に取り入れられるような形で、色々な方向からお伝えできるよう、これからも勉強していきたいなぁと思っています。

こんなクラスして欲しい、こんなトピックで話して欲しい、教えて欲しいなど、主催者の方と内容相談しながら、WSやクラスを開催させてもらってます。全国どこでもー!たくさんの方とお会いできたら嬉しいと思ってます。


Yoga & Well-being Tiède(ティエード)主宰 さいじょうまや
https://tiede.web.fc2.com

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