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整える日々|6月 心地いい梅雨に整える

梅雨は何かと不快指数が高くなりがちで
気持ちのいいイメージはあまりありませんね

湿度が高くてジメジメ
雨で濡れてビショビショ
湿度が高くて癖毛が出る
雨で肌寒い
洗濯物が乾かない、生乾きで臭くなる

不快になることばかりを考えれば確かに不快指数は高くて気持ちよく過ごせなくなります

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でも梅雨だから楽しめることに目を向けてみると
梅雨もまんざらじゃなくなるかもしれません

今年はいつもより梅雨入りが早かったのでジメジメ対策もできないまま梅雨を迎えました

気持ちのいい5月の気候もあまり楽しめなくて残念ですがその分梅雨の楽しみを見つけるきっかけにもなるかなと思います

今回は気分か沈みがちになる梅雨を
気持ちよく楽しむ過ごし方を考えてみたいと思います

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梅雨といえば思いつくモノゴトはなんですか??
私は紫陽花、雨、傘、長靴、曇った空などなどが頭に浮かびます。梅雨はジメジメして不快感を感じますが梅雨のイメージはあまり悪くないなと思います。

❚梅雨だから楽しめる紫陽花

梅雨の花といえば紫陽花ですね。

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曇り空でどんよりとした景色の中、色鮮やかに咲く紫陽花は華やかで梅雨のジメジメとした気分を明るくしてくれます。道端で歩いている時こんもりとしたきれいな紫陽花を見ると気分が晴れやかになります。

自分好みの紫陽花を見つけて梅雨のお気に入りスポットを見つけるのもいいかもしれませんね

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紫陽花はもともと日本が原産国で日本の紫陽花は青や紫が多いようです。紫陽花を梅雨に楽しむのは日本ならではの風習なのかもしれません。また紫陽花の花の色は土の酸度が関係していて酸性だと青くなり、アルカリ性だと赤くなるそうです。

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だから土の状態で毎年紫陽花の色みも変わるようで、その色の移ろいを人の移ろいに例えて「移り気・浮気」という花言葉がつけられているのだそう。

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しかし、紫陽花は小さな花がひしめき合って咲いていることから和気あいあい、一家団欒などの花言葉もつけられているそうです。また紫陽花の色によっても花言葉はさまざまあるようですよ。

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紫陽花のさまざまな花言葉や毎年違った花の色の変化など意識するとまた違った楽しみがありそうですね。

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❚梅雨に聞こえる音色を楽しむ

梅雨には様々な音色が聞こえてきます。

雨音やカエルの鳴き声、子供たちが水たまりをぴしゃぴしゃ歩く音や雨粒が傘にあたる音、濡れた道路を走る車の音など

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晴れている時には聞こえない音がたくさんあります。そんな音から梅雨を感じるとまた季節の感じ方も違ってくるかと思います。少し耳を澄ませてみて自然の移ろいや季節の変化を感じてみませんか?

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生き物は五感を感じて生活していくものです。意識をしていなくても五感で感じた事によって私達の心と身体はバランスを取っているのです。聴覚でも季節の変化を感じ取り季節に合わせて身体を整えることも大事になってくるかと思います。

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私はカエルの鳴き声が暑い夏への心構えの合図です。カエルの鳴き声が聞こえるようになって田んぼに水が入りカエルの合唱が響き始めるともうすぐ夏が来るなと心が引き締まります。そして暑い夏に対して身体が対応しているのだとも思います。

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❚梅雨のお気に入りアイテムを楽しむ

雨が降る日に使う傘やレインブーツ・レインコートがこだわったお気に入りのモノであれば使うのが楽しみになります。雨の日のお出かけをご機嫌にしてくれるアイテムを探して梅雨を楽しみましょう。傘やレインブーツ・レインコートもきちんと手入れをして大事に使えば長く愛用できます。飽きずに長く大事にできるデザインを選んで大切に使いたいですね。

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傘もレインブーツもレインコートもそれぞれ機能や生地によって特徴がありそれぞれに合ったお手入れの仕方があります。

例えば傘は使ったら表面を水で洗い流す、レインブーツは中を乾燥させたり表面は拭き取ったり、レインコートは洗剤の量に気を付けて洗濯するなど使うモノの生地などにもよりますが水で濡れたものなので使った後のお手入れは長く使うためには大切です。

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検索をしてみるといろいろなやり方があるので自分に合ったお手入れの仕方を見つけてくださいね

❚雨の日も心地よく着られる服を選ぶ

梅雨は湿度が高くて肌もベタベタ、ジトジトしがちです。さらっと着られる着心地のいい服を見つけて気持ちよく快適に過ごしましょう。

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素材は自然素材を選ぶのがオススメです。自然はお互いの特徴を活かしてカバーし合えるものです。自然素材の服は私達を優しく包み込み自然から受ける影響を緩和してくれます。私達も自然の一部だと考えれば自然素材の生地が着心地よく感じるのは当たり前のことかもしれません。

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特に湿度の多い梅雨と夏はしっかりと水分を吸収する綿や麻素材のモノが心地よく着られます。

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綿は一言に綿といってもどれも同じではないようです。綿花の生産量が多いのはインド・中国、アメリカですが、それぞれの気候・水・風土・生産方法などによって綿花の特徴も違ってくるようです。中国では手摘みが多く夾雑物が入っていることもあったり、アメリカの綿は乾燥しているため油分が少なくかためでシャリ感のある肌触り。インド綿は太く短いものが多く柔らかく通気性の高い素材。

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しかし、綿に関しては栽培方法で問題視されていることもあります。人権問題や環境問題も大きく関わっている綿栽培。サステイナブルやエシカル、SDGsなどで世界が大きく変わろうとしていることから見えない部分が浮き彫りになってきてアパレル業界でも綿の使用について見直しがされています。私たちが当たり前に使っている綿素材にも少しずつ変化が起こり始めています。

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どこの産地のモノか意識してみると同じ綿でも触り心地や着心地が違ってきます。また、栽培方法なども意識して納得のいく気持ちよく着られる綿を見つけたいですね。

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麻は日本で綿が普及する前まで日常使いとして愛用されてきた自然素材です。だからこそ私達日本人にはなじみも深く、心地よく感じるのかもしれません。今では鬼滅の刃ブームで話題にもなった麻の葉模様の柄も日本ならではの模様です。

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麻は頑丈で、吸水性、放出性も優れているので汗をかいても肌に張りつきにくくさらりと着られて気持ちがいいです。さらに麻の成分のペクチンが汚れを浸透しにくくしてくれるので表面についた汚れが落としやすく、また乾きやすいことから雑菌の繁殖も少ないです。しかし、縮みやすい、シワになりやすい、色落ちしやすいなどもあるのでお洗濯に気を付けてお手入れを丁寧にしましょう。そうすれば大切なモノとして長く愛用でき梅雨の楽しみにもなります。

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私なりの心地いい梅雨の整えを綴ってみました

まだまだ続きそうな梅雨ですがすこしでも心地よく過ごせるヒントになれば嬉しいです

FINE

6月|整える日々「心地いい梅雨に整える」



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