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生活のリズムを調整し、体力をつけた

よくよく考え直して、就活に入る前にしたことを思い出した。今も仕事を続けるためには必要なこと。

生活のリズムを整え、体力をつける

あたりまえじゃないか、と思う。が、実際はこれが一番難しかった。そして今後も課題であり続ける。

リズムを整えるってどういうことなんだろう。以前の自分はガッチガチのスケジュールを組み立ていた。毎日、何とかこなそうとしていた。机の前にスケジュールを貼りだした。日記を使って記録をしようとした。

うまくいかない。日記をやめて手帳にした。やっぱりうまくいかない。iPhoneのアプリにした。目新しいから最初はうまくいった。でも結局続けられなかった。うまくいかないことばかり、気になった。1日単位で動揺していた。自分はダメだ。仕事がなくて余裕があるはずなのに、簡単なスケジュール管理さえできない。ダメ出し。

主治医に相談した。答えはシンプル。平日も休日も起きる時間は一定にね。睡眠時間は2日くらいの単位で調整すればいいんじゃない?

リヴァトレ市ヶ谷(就労移行支援事業所)の担当からもアドバイス。あなたは自分で決めたルールにこだわるよね。うまくいきそう?

ああ。気が楽になった。相変わらず思い込みが激しい性格だな、と苦笑。自縄自縛。変なところ、神経質だよな。

朝、ゴミ出しの時間までに起きること。日中眠くなったら、前日より早めに横になること。少しでもできたことを探すこと。

小さな成功体験を積み重ねる、ってこういうことなんだと今は分かる。

体力はリヴァトレ市ヶ谷のプログラムを活用した。まず歩き、振り返るがワンセット。

最初はヘトヘト。当時の私は高コレステロール血症のため身体も重かった。余計に動きづらい。まず通所の電車内で座らずに立っていることから始めた。クリア。帰りは一駅歩いてみよう。クリア。

iPhoneに万歩計のアプリが入っていることに気づいた。自動的に記録する設定にした。クリア。よしよし。

ハードルが高かった体重を記録すること。高コレステロール血症の治療を受けている内科の主治医に相談した。1日単位で一喜一憂せず。1週単位で振り返る、というアドバイスに従った。

リヴァトレの振り返りで、夕食後に菓子パンを食べがちなのに気づいた。菓子パンは朝昼ならOKにした。

体重はグラフ化される。1週単位でみると、増えなくなった。あ。やっぱり菓子パンだったんだ。体組成計を買った。体脂肪のチェックも始めた。クリア。夕食は軽めにして、朝昼はこってりにした。クリア。いいぞいいぞ、その調子。

体重が増えたこと。最初は薬の副作用だと思っていた。副作用だったのかもしれない。でも少しずつ減り続けた。

結果的に20キロ近く体重が落ちた。スーツは買いなおさなければいけなくなった。体が軽くなっていくのと並行して、動きやすくなった。ウォーキングでも疲れない。休日も歩くようになった。徐々に体力はついていった。

就職活動が始まった。ウォーキングと体組成計の記録は続けた。続けられない日もあったけど。まあそんなものだ。明日でいいじゃん。

内定した。入社前の健康診断があった。メタボリックシンドロームではない、との診断。10年ぶり。1年半経った今でも、リバウンドはしていない。ウエストは少し絞らないといけないけど。

毎日7000歩のウォーキング体組成計の記録。クリアできる日もあれば、できない日もある。自分を褒めながら、ゆる~く、続けたいと思う。

(まとめ)

●就活の基本とされる生活リズム。自分はシンプルなルールが合っていた。

●支援者からのフィードバックは大切。自分を褒めることも大事。




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