Biogon T* 2.8/28 ZMをLeica M10-Pで試した話
Biogon、かのベルテレ博士が考案した構成―
直線が直線で写るとか、周辺光量の話であるとか、いろいろな前評判込みでコシナのBiogon T* 2.8/28 ZMを購入したのは去年の7月頃だったように思う。
ただ、フィルムでの描写はいざ知らず、Nikon Z6やSIGMA fpといったデジタルカメラで使うと若干の色被りと周辺の像の流れが気になってしまい、買ったはいいもののイマイチ使いどころの見いだせないレンズ―そう、防湿庫の肥やしである―になっていたのが事実だった。
そんなBiogonの描写を、先月末導入したLeica M10-Pがどこまで引き出してくれるのか試したのが今日のお話。
なんとなく暗い空間が撮りたくて国道駅に行ってきた。
鶴見駅で
光と屋根の骨格が良すぎる、そして何よりも周辺まで描写バッチリで驚く
洗礼
国道ファーストカット
佇む
何か居そうな空気を感じた
同居
唐突な自動券売機
ぼんやり
これだけPlanar T* 2/50 ZM使ってしまった
脱出
明るいプラットホームへ
次なる乗客
意外と乗降が激しい
浅き夢
鶴見駅に戻る
Biogon T* 2.8/28 ZM、M10-Pで使うと周辺までよーく写るなと実感した日でした。これからはM10-Pに付ける回数を増やして使い込んでいきたいね。
おわりに
国道駅は夕方とか夜に行った方がいいなと思った。
1枚除いてすべてLeica M10-PとBiogon T* 2.8/28 ZM
Adobe Lightroom Classicで現像
以上です。
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