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絶縁状態の母と再会~宿泊一泊で更に増える過去の重荷~

昨日から今日の昼にかけて、22年ほとんど絶縁状態にしていた母のいる実家へ宿泊してきた。

私は虐待サバイバーである。

理由はいたって簡単。
エアコンが壊れたので業者を呼ばないといけなかったが、我が家はペット禁止のアパート。
なので、猫を連れてどこかに宿泊する必要があったが、実家以外の選択肢がなかったことだ。

どうしても行きたくなかったが、これも猫との生活のためだと思い、腹を括って行った。

結果として、1日目は昼から10時間拘束され、愚痴・文句・虐待の言い訳を休むことなく聞かされ、2日目も朝8時から相方が迎えに来る11時まで、それぞれエンドレスでそうした話を聞かされた。

疲れたから休むと言っても、猫の世話をしにいくからと言っても、頭痛がするからと言っても拘束は解かれることがなかった。

先日のGW、姉が姉の子を連れて泊まりに来ていたのだが、母と姉とで子育てのことで大きく衝突したらしい。
姉からの言い分はよく聞けていないが、とにかく子どものすることなすことにいちいち母が突っかかり、その上子どものことを大声で怒鳴ったことで、姉の日頃の怒りのストッパーが切れ、早朝にも関わらず姉家族は全員実家から帰ってしまったらしい。

その際に姉から
「お前がしてきたように打ったり蹴ったりしてしつけろと言うのか!」
と怒鳴られ
「うちの子は私の子どもで、お前の子どもじゃない!」
「二度と来ない!」
と言われたらしく。

母は反省したと言いながらも
「私は悪くなかった」
「あの子の子育てが悪い」
「打ったり蹴ったりも時には必要だ」
「数十年も前のことを掘り返されても、私は夫が浮気して帰ってこなかったりお金がなかったりしたから子どもに当たるのは仕方ないことだった」
「姉のことは打っていない、失神するまで説教をしただけで、打ったり蹴ったりしたのはちびひめのことなのに、姉から言われる筋合いはない」
「夫も姉も私が悪いように言うが、傷ついているのは私だ」
などなど、まぁ、10時間ぶっ続けで一人語りしていたのだから、もっと書くことはあるのだが、私も途中から記憶が飛びそうになったりしていたので(頭痛で)ここには書ききれない。

母は何度も
「夫はあんなだったのに、子どもは不良になることもせず、勉学もよくできて育った、私のおかげだ」
としきりに言っていたが、それって、私がどう生きてきたか知らないから言えるんだよね?

売春、窃盗、詐欺と繰り返してきた娘を前に、
「私の娘は真っ当に生きてきた」
と言える自信、すごいです。

途中話を否定すると狂ったようにそれを否定して
「聞いて!聞いて!お母さんは悪くない!」
とヒステリーを起こし、取り付く島もなかった。

風呂に入っているときも風呂の外からずっと話しかけられ、
「ゆっくり風呂に浸かりなさい」
「肩まで浸かってる?」
と風呂を何度も開けて確認してくるし、本当に散々だった。

とにかく、自分の周りの人が悪いのに自分は悪くないのに、悪く言われるから我慢している、傷ついている、と言いたかったらしい。

近所の人も、友人も傷つけて来て、嫌われ続けてきたのに、もう死ぬ間際の年齢になってもそれがわからないとは。

そしてまだ言ってました。
「私は今6万円で生活をすべてまかなっている。だからお前も8万円くらいで生活できるはずだ。収入を教えなさい。計算してあげるから」

もう懲り懲りである。

やはりできるだけ距離を取ろう。

介護はしたくない・・・

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