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お母さんのご飯を思い返してみる

懐かしき母の味母がコロナで亡くなって8月6日で2年になる コロナだから亡骸には会えず。私もコロナを患っていた そのコロナがどこから来たものかは不明。私かもしれないし、コロナ患者が出たデイケアセンターかもしれない。 亡くなってから言っても仕方ないこと 母は最後まで生きようと頑張ってくれたと思うし 感謝しかない。 関係ないけど、たまに夢に出てきてくれる 夢だから会話なんて成立しないけどそれでもうれしいもの 人は誰も亡くなるし、私もいずれ亡くなる 思えば、母には兄と共に迷惑し

    • 新しい物への拒絶ではなかった

      出始めて間もないCDプレーヤー付きラジカセ(ダブルデッキ)をお年玉で買ったのは中1の冬。「ベストヒットUSA」で一瞬映るランキングの英文を必死に書き留めて、[友&愛]みたいなお店でCD借りてカセットテープに録ってというのが叫びたいほど楽しくて、先輩方からもCD借りたりして、コミュニケーションも生まれて、礼儀を覚えたりして。そんなころは、いい大人が古い曲ばかり聴くのって、新しいものの拒絶だよなぁなんて思っていたけれど。 それは違ったなぁ。 生命力にあふれていた頃の曲を聴くと、元

      • 怖いものとは

        いわゆる臆病者、小心者なので 生きていて色んな不安や心配を抱えている あれが怖い これが怖い 考えても仕方ないことを怖がったり 火のない煙を見ている状態 いったい何が怖いのか? しっかり考えてみたら46にして 答えみたいなものがわかった それは「わからないもの」 わからないものは怖いのだ 人となりがわからない人 経験してない状況 どうなるかわからない状況 先行きがわからないもの 自分にとって不確定でないものは 怖いのだった わからないことを知るようにすること その

        • シングル介護

          シングル介護をしている。 私は46歳独身。 ボケた母も、そこは残念に思ってると思う。老人ホームに預ける余裕なんてないし、何より一緒に暮らしていたいから、自宅にてシングル介護という選択になる。 兄夫婦はいるものの、病気がちで多くを頼れない。なんとか仕事しながら、母は週4のデイケアサービス、週1の介護ヘルパーさんで生活を成り立たせている。仕事柄、帰宅が遅めなのも申し訳ないとは思うが、収入の問題もあるし、正直、自宅にいると常に母のことを考えてないとならないのでしんどい。 昭和1

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        • 日記以上随筆未満
          7本
        • カレー
          1本

        記事

          佐々木信也さんとみのもんたさん

          僕の宵っ張りは、小1からに遡る。 「9時には寝なさい」と言われるのが小学生の常、だが親はお店を営んでるので、「寝なさい」とは言うが見張られたりしていない。寝床の近くにテレビもあるわけで、自然とテレビを見ることになる。 11PMなんかを見て、ウハウハしてたりもしてた記憶もあるが、お目当ては11時から放送されるフジテレビの『プロ野球ニュース』だった。ウィークデーは佐々木信也さん、土日はみのもんたさんが司会で、すでに大好きだった野球の情報がたっぷり見られる。それは魅惑の時間だった

          佐々木信也さんとみのもんたさん

          きれいな酔っ払い

          私はお酒は好きではない。 正確には好きだとは思っていない。 だが、基本的にはほぼ毎日飲む。 美味しいな、とも思うし、酒のつまみも色々と大好きだ。 思えば、これは遺伝子なんだと思う。 親父の影響なのだ。だって親父は飲まれるタイプだった。後にアル中であったことがわかるのだが。親戚のお家に行くと酔って寝てしまい帰れなくなるし、営んでいた寿司屋のボトルキープの酒にも手を付けていた。これで母が怒り、夫婦喧嘩に発展するわけだ。なんてダメな父なんだ…、と思ったものだが、今となってはその気

          きれいな酔っ払い

          頭部と末端は痛いのだ

          とにかくケガの多い子だった。 遊びに出ては気づかぬ内に血だらけになり、その血を見ては泣きじゃくる。そのくらいならば、まだかわいいものだが、医者に行かなきゃならないケガもとにかく多数。ある日、9つ離れた兄貴の自転車の後ろに乗ったら、左足を車輪にぶち込んで何十針か縫った。弟の血だらけ足を見て、兄貴は血の気が引いただろう。当然、兄貴は両親にコテンパンにしかられるわけだ。 「もうお前の自転車には乗せちゃならん!」と叱った父。なのだが、その数ヶ月後、今度は自分のチャリで同じことをや

          頭部と末端は痛いのだ