てきとうな理由で外にでる

ほんのちょっと前まで、熱射でじりじり焼かれるんじゃないかってくらいの、2023年の夏日の太陽光だったのに、
ほんのり和らいだ気がしている10月、終盤。
はっ? 
10月、終盤?? 
どうなってんだ、天候。
……いや、ほんのりとだから、たまに日中まだ夏かよって思わされるくらいの陽ざしで腹立たしくもありますが、8月9月に比べたら万倍も過ごしやすくはなったのは間違いない。
ただこの寒暖の差が体調に影響しているのは間違いもなく(真っ暗になったら急に秋というかもう冬かい?)、
薄着でまだいいのか(いや、ダメだろ)、
あるいはもう完全体秋モードでいいのか、まだじぶんは判断がついてない(嘘だ)。
冷静な自分が、もう少々の暑さは腕まくりで切り抜けて秋に全振りでいいんだって云ってたりはする。
いやいや、18時前のたったいまは23℃。
もうすこし加減というものができないのか、昨今の日ノ本の環境変動。

きょうは遠出した。
一度お会いしたかった方にあって(直接)お話をし、珈琲をいただき、
自分の昔と対面をして区切りをつけ、
そして永瀬前王座のお父様がやられているラーメン屋を訪ね(私はめったにラーメンを食べないのだが、ここだけは一度どうしても行きたかった)、
おなか一杯になって、少々休憩ののちに家路についた。
できれば銭湯(川崎の政之湯がほんの30分で空きそうだったのに~(泣)にもよって帰りたかったが、それはまた次回ということにする。

新宿って、
やっぱ夜にならないと街自体の「本気」は出てこないような気がする。
朝方、あの街を動いてみたけど、ぜんぜんあの魔力がない。
あの、といっても、濃密な夜の街の空気が、
じぶんがやっていたことのギリギリ感とかと相まってそういう風に思っていただけかもしれないけれど、
駅前の改装で様変わりして、そう見えただけかもしれないけれど、
きょうの新宿は別の街だった。
時間がたったんだろうな。
受け入れたつもりが、どこかでまだってのがあるのだろう。
未練がましい。

思い切って出てきてよかった。
いて座は、移動距離の大きさによって精神的に、肉体的に、いろんなものが回復するように思う。
大した意味が感じれないとしても、出歩くことがホイミをかけることだし、それはまたベホイミになり、ベホマになるのだと改めて。
わかっちゃいたんだけど、出歩きにくいものが覆っていたから呪縛されていた。
とにかく出かけよ、だ。

いったことない場所へ赴く。

おそらく自分の後半生もそれを意識して生きていくことになりそうな気がした、今日は。




珈琲と岩茶と将棋と読書と、すこしだけ書くことを愛する者です。