日本の長寿TV番組は強いコンテンツの象徴か?それとも停滞のアイコンか?長寿番組リストをまとめてみました。
『世にも奇妙な物語』放送34周年 1990年から放送されているタモリが案内役のオムニバスTVドラマがオンエアされるというニュースを読みました。
ふーん、34周年かぁと思って、東京キー局を中心に長寿テレビ番組を調べてみると…。
1990年前後に登場したフォーマット
1990年、バブル前後に生まれた番組・フォーマットが思いのほかありました。
長寿番組の秘訣(番外編) テレビ長寿番組 一覧 | 民放onlineを参考にリストを作りました。
*資料は23年7月20日時点のものですので、現在放送中の番組とは異なります。
30歳を超える番組が象徴するものは?
たくさんの齢30年を超える番組があるということ、これは、長く愛されているスーパーコンテンツがあるというべきなのか、経済同様停滞の象徴なのか…。
90年前後に生まれた番組が多いということを考えると当時の視聴者に受け入れられた強力なキャラクター、繰り返し見たくなるフォーマット、または視聴者の共感を呼ぶテーマが含まれています。
しかし、そのフォーマットの強力さゆえに、現状を見誤っている可能性もあるでしょう。
放送作家であった鈴木おさむさんが自らを持って提唱した「ソフト老害」という言葉がありますが、長寿番組も同様に「ソフト老害」と捉えることもできるかもしれません。
最近いくつかの長寿番組が出演者の高齢化なども理由の一つとして終わりを迎えています。
これも高齢化する日本社会を考えずにはいられない現象です。
デジタル化がキーワード
日本経済同様にTV放送について時代の節目がきていることは誰もが実感しているところです。デジタル化・DX化からはもはや逃れることができません。
映像コンテンツということで考えるとライバルも変わっています。
長寿番組は日本の何を現しているのか?
プロジェクトXが復活します。
フォーマットの古い・新しいでコンテンツを図ることは意味がないことかもしれませんが、日本全体のムードを考える上でこの復活は重要だと感じました。
テレビ番組コンテンツが象徴するものは何か?
みなさん、いかがお考えになりますか?
東京キー局の「長寿番組」の数
長寿番組のリスト:太字は1990年以降に放送開始したもの
まとめ
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