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ロゴとパッケージの小ネタ:複数の市場と複数言語での展開を考えると英語の汎用性がコミュニケーションにおいて際立ちます。ハイチュウと亀田の柿の種のロゴとパッケージ変更から学びます。

ロゴ関連について最近あれこれ書いています。
企業ロゴのあり方が広くビジネス・マーケティングでテーマになっていることを実感させてくれるニュースが目立ます。

引き続きロゴの研究を続けましょう。


アウトバウンド:グローバル展開のケース


例えば:ハイチュウのロゴのリニューアルです。
グローバル展開のために英語での統一表記をすすめています。

森永製菓は販売中のソフトキャンディの「ハイチュウ」の全ての商品でロゴをカタカナ表記から英語表記に変更すると発表しました。

森永製菓によりますと、「ハイチュウ」はアメリカなど世界30か国以上に販売されており、ブランドロゴを英語表記に統一することでグローバルブランドとして親しまれることを目指したいということです。

「ハイチュウ」が「HI-CHEW」2月中旬以降全て英語表記へ


「ハイチュウ」が「HI-CHEW」2月中旬以降全て英語表記へ より

デザイン上、ハイチュウのカタカナ表記を残したことはとても重要だと思います。
日本製・日本生まれであることのアイデンティティの表明はターゲットとするお客さんにとって重要な意味を持ちます。

美味しいことの補償だったり、安心・安全の担保の役割も果たします。
もしかしたら、勇気づけるというメッセージも届けられるかもしれません。

どこにも日本生まれと書かなくても、カタカナがあることでその出身地が伝わります。
新しいロゴのデザインも素敵です。

北米では大リーガーに熱烈なファンがいるというハイチュウですので、よりチャンスが広がりそうです。

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