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Z世代流のパワーポイントを活用したTVCMよりも広告媒体としてのテレビメディアの使い方が気になった事例です。

Ad AgeによるとZ世代のパワーポイント制作は今までと一味違うみたいです。トップ画面の画像を見てみましょう。
Z世代流のパワーポイント画面です。
自分が作るパワーポイントとは確かに違いますね。

上記のパワーポイントスタイルを使った広告がオンエアされます。
今週末のアカデミー賞授賞式で放映されるシアトル小児病院のTVスポットは、パワーポイント・スタイルのプレゼンテーションを使って10代の自殺問題を取り上げます。

僕がZ世代のパワーポイント広告以上に、注目したのは、この広告が「アカデミー賞授賞式で放映される」と事前にアナウンスされていることです。

プロモーションにおいてテレビ媒体が同時性を活かしてモーメント共有で盛り上がるためのパーティーメディアとして使われているケースと認識しました。
注目喚起(今回の小児病院のケースでは注意喚起)と意識の共有が起きます。そして、議論も。社会性をより帯びていきます。
映像コンテンツがTVとSNSを通じてターゲット顧客により収束と拡散を起こすメディアミックスです。

以下はデジタルハリウッド大学のケースですが、日本でもこの手の活用が増えそうです。

この観点で日本の広告に活用されるメディアの現状をみても面白いかなと。
ラジオディバイスから自由になった音声コンテンツの可能性が広がるように改めて広告における映像コンテンツの活性化が起こりそうです。

変化するテレビの役割に注目しましょう。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

それでは、また。

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