推し活コミュニティがつくった最初のヒットTVCM。推し活のチカラを実感するデジタルハリウッド大学のTVCMです。

デジタルハリウッド大学が「みんなを生きるな。自分を生きよう。」というキャッチコピーで毎年展開しているプロモーションです。

徳力さんのYahoo!記事に刺激を受けて広告とTVCMの観点でまとめてみます。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/7ecb73253bfe1e869d3dba33cf106b6a32087bca

本年度は2月10日の段階で平野紫耀さんの起用発表とともに、30秒バージョンのウェブCMがYouTubeに公開されファンの間で注目されている中で、ミュージックステーションを放送枠に60秒/ロングフォーマットが展開される情報が事前に発表になりました。

2月16日にミュージックステーション内で放送されています。Mステの番組ハッシュタグと並んで #デジタルハリウッド大学 #平野紫耀 #みんなを生きるな自分を生きよう など関連のハッシュタグがXのトレンドのトップ5に入りました。

日本の推し活エコノミーによるTVCMの位置付けを変える事例ではないかということでとても注目しています。

価値を最大化するためには享受する顧客の存在が必要です。
最初にこの情報が触れる潜在的顧客コミュニティとして、彼の推し活コミュニティは購買力や情報発進力に魅力があります。
これが旧ジャニーズ系のタレントさんの魅力のひとつです。

最近推し活コミュニティがヒット曲をつくる構造にとても興味が惹かれていたのですが、この広告を通じてその推しの活動がマスマーケティングの世界にもいよいよやってきたということを実感しています。

この映像コンテンツがデジタル上に存在していることも大きいです。
旧ジャニーズ系のタレントさんはネット上での活躍が限定的でした。
この映像コンテンツについては事前の情報展開が十分に機能しています。
これもこのTVCMがユーザーコミュニティによりヒット作品になる可能性を後押ししています。

今後TVCMコンテンツをユーザーコミュニティに委ねる/預ける、ネタ的な展開をする試みは増えると思います。
ヒットCMはユーザーコミュニティによってつくられる時代です。

詳しくはこちらを。
https://note.com/threeplussix/n/n2a8c76486465

よろしければサポートをよろしくお願いいたします! みなさまのお役に立てるようにこれからも活動を続けます! 今後ともどうぞご贔屓に!