まめちゃんは何のためにお金を稼ぐのか (本題: 前半)

ここで、私が「応援したい」と思ったきっかけのは、なにもホームレスの方だけではありません。むしろ、個人経営のお店や、出店、生徒や学生が主導するプロジェクトなどです。

新型コロナで私が得た発見のひとつは、「こんなに個人経営のお店、中小企業が日本にあるんだ!!」ということでした。まめちゃんの父は企業勤めなので、コロナでも家計は正直しんどくなさそう。今までも安定してたので、コロナという横槍で突かれて(むしろ刺されて、という表現のほうが被害の大きさ的には正確ですね…) 不安定になったり破綻したりする会社やお店、失業する人の存在にとても驚きました。

で、話が何度も脱線してしまいますが、私はこういった人の存在をコロナを通して再認識しました。コロナ前にも、出店で何か買ったり、ファンドレイジングなどをしたり、ということには割と興味がありました。でもコロナを経験して、さらにそういった存在の多さに気付かされました。

実家暮らしで、バイトもしているし、コロナだから遊びにも行かない。経済的に恵まれているからこそ、自分が経済的な問題に直面することなく、こういったことを第三者的に見ることができている。そう自覚はしていても、やはりこういったこういった考察は上から目線にも見えると思います。お許しください。


それで、やっと本題に入ります。そう言った存在に驚いて、じゃあまめちゃんはなにを考えたのか、ですね。これがどう「まめちゃんは何のために働くのか」に繋がるかです。

タイムリーなことに、昨日大学の授業でゲスト講師としておいでくださった方が、こんなことをおっしゃっていました。

お金がない、時間がないを理由にしない

くぅ〜私の話ですか??と言いたくなるほど、ドンピシャでした。私の場合は「時間がない」のほうがメインになりますが、「お金がない」も言ってしまいます。本当は読みたい本もたくさんあるし、みたい映画もたくさんある。出かけたい場所もたくさんあれば、一緒に出かけたい人もいっぱいいる。でも、課題があって、プロジェクトがあって、試験があって、zoomがあって…と言いまくりです。睡眠時間は削れないし、実際、結構崖っぷちといえばそうなのですが、やっぱり時間がないのは言い訳にはできないなぁと思わされました。

お金も同じです。少し前までまめちゃんは、たくさんお金を稼いで、いろんなところに寄付したり、応援したりしたい、と言っていました。でも、じゃあなぜ今それができない?生活費とか光熱費、携帯代なんて親持ちだし、本当にお金に困れば親がいる。「アルバイトでいただいたお金は?」「うーん。それは友だちと。」

え?それ、大人になっても同じじゃないの?とふと思いました。大人になれば、欲しいものが家になったり車になったり、ちょっといい服やカバンになったりする。生計だって自分で立てなきゃ。収入は増えるけど、同じように支出も増える。今模型で体験している家計簿が、拡大コピーされて実物大になる。つまり、お金に余裕ができる日なんて、いつまで経っても来ないのです。欲しいものができて使っちゃうから。

それなら、いっそ今からはじめてみようか。それが今日のまめちゃんのプチ決意です。はじめる、ではなくはじめてみようか、なので、まだどこに、どうやってお金を渡そうか全く決めていません。寄付っていうと、自己満足とか、上から目線とか、行動できないからお金ばらまいてるだけ、とか、いろんな考えがよぎります。それでもいいや、やってみよう。そう決めました。

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