出国・旅の始まり

出発予定の翌日ではあるが、未だ福岡空港にいた。予約していたフランクフルトから出る列車をキャンセルし、パリ北駅からアントワープ行きのスマートフォンで検索し、遅延も念頭に入れどの列車に乗れるのかを検討する。

昼頃には上海行きに乗れるだろうという当初の予定をまたもや遅れ、航空会社から昼食券が配られる。福岡空港国際線は国際線という名がジョークのように感じられるほど何もない。レストラン街といってもファミリーレストラン、うどん屋さん、ラーメン屋さんがある程度だ。仕方なくファミレスでその時間を待つことにする。

3時間遅れでボーディングタイムが公開となった。夕方には上海に着けそうだ。上海で待ってくれているSuちゃんに状況報告のメールを入れ、そちらでも確認してもらうことにし、空港で落ち合う約束をして搭乗口に向かう。

そこからまた少しだけ遅れ、飛行機に乗り込み上海に向かう。

中略

上海空港に降り立ち、到着口にSuちゃんが待ってくれていた。

さあ、美味しいもの食べに行こう!時間もそんなにないし、ショッピングモールみたいなところが電車で少し行ったらあるから!

そうやって出国が1日遅れわたしの旅は始まった。


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