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クラウドファンディングは選挙だ!

3月15日に初めてのクラウドファンディングが達成しました!
4月25日までクラウドファンディングは続きますが達成した直後の気持ちを記録したいと思い書き綴ろうと思います。


達成したのがわかった瞬間のこと

案外、テンション低めというか、あれ?もう??え??本当??みたいな戸惑いの方が大きかったように思う。想像ではやったー!とか、感極まって嬉し泣きとかそういうことを予測していたけど思ったより早く達成したせいか、人は驚きすぎるとリアクション薄いというのは発見だった。

購買と選挙

タイトルにもしたクラウドファンディングは選挙だ!
そもそも購買自体がそれを選ぶという一種の選択で選挙だと思っていた。この場合、わたしは選ぶ側で有権者側です。過去の経験でホンモノの選挙をウグイスやスタッフとして経験はしているが今回は選ばれる側。もちろんホンモノの選挙とはわけが違うけれど、選ばれるかどうか期日までに目標まで届くのか1円足りなくてもなかったことになる。達成するまで気を抜けないし気になるし焦る。まだ1ヶ月ある、けどあと1ヶ月しかない。
話をしてすぐにいいね!応援するよとその場でスマホから購入してくれる人もいれば、全然興味ないと一蹴されたり、まるで選挙の戸別訪問の時のようだった。

期間中の嬉しかったこと

予約購入してくれた友人、知人たち(もちろん知らない人も!)一人一人のところに行ってありがとうと握手してまわりたいくらい感謝と喜びで溢れている。
わたしはやりたいこととか夢がないから、あづちゃんのやりたいことに乗っかりたい!と言ってくれた親しい友人は現在海外在住にも関わらず共通する友人はもとより、共通しない友人にまで電話をかけパレスチナが好きな友達がこういうクラウドファンディングをやってるから一度見てみてと声をかけ続けてくれた。彼女はまだパレスチナに来たことがないけど今回のクラウドファンディングの説明するにあたり、パレスチナがどんな国でどんな状況でリターン商品となるアラックがどんなお酒でどんな味がするのか今ではかなり詳しくなった。
これは本当にいいクラウドファンディングだと思う。絶対達成させたい!と言ってくれた元同僚。彼は20年近い知り合いだが同僚だから純粋な友達とも違うし、お互い退職しているので会うのなんて数年に一度でそのタイミングを計る連絡をする程度。SNS上でどんな感じの生活をしているのかは、なーんとなく知っているかなという関係性で、前者の友人が家も行き来しする関係性と比べると、興味を持ってくれただけでありがとう!という感じだった。現在稼業を継ぎ地元の若手経営者のコミュニティや仕事関係で築いた人脈でパレスチナに興味を持ちそうな人にメールや電話をかけてくれた。そして、達成してよかった!最後ギリギリだったら自分が全部買おうと思ってたよ。とまで言ってくれた。
ここまでわたしのやりたい事のために尽力してくれる人がいるなんてクラウドファンディングをしていなければ分からなかったし、わたしのためというよりも国際理解の重要性という点に共感してくれたのだが一緒になって目標に向かって走ってくれた。この2人の友人との時間は会社員時代にチームで働いていた時の達成感を思い出すものだった。
そして、ファンを自認しこの20年間読み続けているある小説家の方からの購入とツイッターでのコメントは飛び跳ねそうになるほど嬉しかった。ミーハーだけど。

期間中の寂しかったこと

クラウドファンディングしようと思ってるとかしているとか話した時に、絶対買うねー!とか、早く欲しい!とか結構大げさ目のコメントをくれる人が数名いたけど、購入には繋がらなかった。購入してくれなかったことが寂しいのではなくて、絶対とか必ず買いたい!とわざわざ言うのはなぜ?と思ってしまった。反対に”今お金なくて買えんけど、応援したいけん宣伝するねー”とシェアしてくれた友人もいた、しかもタイムラインにのるタイミングも考えてポストしてその後、何時間後にコメント入れて!という指示まで。これはすごく嬉しかったことの1つだけど、このことを踏まえると買う買わないということ自体じゃない。
買うね!という上がる言葉から買わないという行動とのギャップの大きさに寂しさを感じたのだろう。

長蛇の列に並びたくなるわけ

達成しました!報告のポストをしてからの反応は少し驚いた。達成を機に購入してくれた人、達成したからシェアして宣伝してくれた人もにいた。みんながしてる、みんなが欲しい、みんなが!!多くの人がいいと言っているという安心感からくる価値というところだと思う。美味しかろうと美味しくなかろうと長蛇の列ができているレストランはとりあえず行っとこうか、となるあの感覚と同じかもしれない。(4月25日まで予約購入可能ですのでこの機会にぜひ!)

達成した日のこと

達成した瞬間のことは既に書いているじゃない!と思うかもしれませんが、達成した日、実はパレスチナのガザ地区で激しい空爆が繰り広げられていました。ツイッターもFacebookもわたしのタイムラインは現地の友人の怖くて眠れないというような内容のものばかり。毎週のように空爆があっていたここ最近だったけど、この日は違ったんです。ガザからロケット弾がイスラエルの事実上の首都テルアビブに到達、被害はなかったとはいえその反撃が倍返し以上であることは明らかだった。100箇所以上が攻撃された。先月一緒に京都を歩いたアーティストたちもその戦火にいる。もちろん彼らもわたしのプロジェクトを応援してくれていた。
しかし、こんな状況でクラウドファンディング達成しました!いえい!みたいなポストはどうだろう?と一瞬悩んだけど、そうだ!だからこそ、ポストしよう。ヤフーニュースもトップにガザ空爆のニュースはなかった。それだけ関心が低い現実、ポストすることで”パレスチナ?、何それ?ググろう!”と興味関心のトリガーになるという目標に一歩近づく可能性がある。
そう思いツイッターとフェイスブックに達成の報告とお礼を簡単に投稿した。

ガザの友人からのメッセージ

You are a great friend . Every time I discover you are a really wonderful girl.

引き続き

クラウドファンディング4月25日まで公開されております。気になりましたらぜひポチっとお願いします。パレスチナの美味しい食文化を日本に!




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