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試作もしています。2種類ご紹介。

クリスマスに買いすぎた材料を着々と消費しています。こんにちは、Threebread店主です。
今年一回目の記事は試作中のパンのお話。実は週二回の販売日以外もパン焼いているんですよ。


トマト生地

以前も何度か記事にしています、トマト生地のパンを試作しています。
Threebread発足当初から『ポモドーロ』というトマト生地のパンを出していましたが、リニューアルをしたいのです。

トマト感がもっと出るように、値段は変えないように、せっかくだからもっと美味しくなるように、と試作していますが、なかなかゴールに辿り着けずにいます。

トマトジュースと水の割合が難しいな、と感じています。もう少し作ってみないとダメですね。

トマト生地は絶対美味しいと思っているので何とか形にしたいです。盛岡の皆さんと私のこの感覚を共有したい。
それが実現できるパンになるまで試作頑張ります。

秋に出会った、麹を使った塩があります。
これをパンに使いたくて、でもクリスマスでなかなか時間が取れずにいました。

少し専門的な話をすると、
麹にはタンパク質を分解してアミノ酸(うま味)に変える力があります。タンパク質は小麦粉に含まれているので、パンがとっても美味しくなる力を麹は持っていることになります。

地元の企業さんの塩でもあるので、是非使いたいと思っていたのですが、試作する時間がないので、ずーっと構想だけを練っていました。その企業さんの別の製品も組み合わせて、旨味を全面に出したパンにしたいなーと。

こちらはもう少しで完成しそうです。フィリングの意外な組み合わせに驚いてほしいです。お楽しみにしていてくださいませ。


試作の骨角

試作するときに最初に考えることは、どんな形のパンにするか、要は成形を考えます。

その素材たちが1番引き立つ形…同じ生地でも細長くするのと丸いのとでは、全然味が違うんですよ。面白いですよね。
そして私はそれを売ってもいるので、見栄えとのバランスも考えたりしています。

一発目の試作は、何種類か形の違うものを作ります。そして食べる。その後は、そこで感じた違和感を直しながら形にしていきます。
明らかにこれが美味しいっていう正解があるので、パン作りは楽しいです。

成形は、パン作りの工程の中で、人が最も生地に触れる時間でもあります。人が触れるということは、生地が傷むということです。だからこそ、その時間をどう使うかを考えるのは重要だと思っています。

これらが完成してくれたら、去年からの課題を全てクリアしたことになります。私はコンプリート癖があるので、早めに終わらせて悦に至りたいです笑

でもこれが終わってもすぐに次の課題が待っているので、整理しながら着手あるのみです。試作と販売のバランスを見ながらですね。やりすぎるのが悪いところなので。

ということで、ご紹介した2種類のパン、販売に登場したら是非お試しください。当店Twitterやインスタグラムでご紹介していきますよ。

今年も張り切ってパン作っていきたいと思います!よろしくお願いいたします!!

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