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成長を止めるな

夢を持つ

将来どうなりたいのか
どんな未来を描いているのか

いつの時代もそういったことを考え悩んでいる人は多い。
ボク自身もそれを考えることは多いけれど、いまだきちんと明確化できるようなものはない。

独立(法人成り)したからといってそれが明確かと言われると全くそんなことはなくて、今だに漠然としている。
それでいいのだろうか。
この言葉はあまり好きではないけれど、所謂一般的に成功している人はしっかりとした目標があり、何をやりたいか確固たるものがあり、それに向かって計画立てており・・・というイメージがある。

ボクの周りの経営者の方々でも、
創業して5年で100人規模の会社
後継者として会社の規模を2倍に
なんていうことは良くある話。
そういった方々はきっと、
しっかりとした夢と目的を持って
細かくスケジュール立てて5カ年、10カ年計画の計画を立て
逆算された値を1年毎にクリアされているんだろう
と思っている。
けれども実際はそうでもないらしい。

そう新しくもないが「ビジョナリー・カンパニー」という本にも同じようなことが書いてある。

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わかりやすい夢

お金持ちになりたい!
良い車に乗りたい!
何不自由なく暮らしたい!
世界中を旅して優雅に過ごしたい!
何もしないでもお金を稼げるようになりたい!

こんな感じの夢はよく聞く話。
一番分かりやすく、数値化もされているので周りからの見え方も良い。
映えるというやつですかね。
こんな感じのことはボクも学生や新社会人のときに夢見ていたのかもしれない。
ただ、40代も至近距離圏内に入ってくると少し違ってきた。

先日、ある経営者の方とお話をしていた。
15年来のお付き合いがある方で、大変尊敬している。
距離感はさほど近くないものの毎年必ず一度はお会いして近況報告や仕事の話などをさせてもらっている。
ボクが法人成してからは初めてお会いするが、それでもいつものように変わらず楽しく談笑させてもらった。
実はこの方は数年前からボクがいつか独立するだろう、と仰っていた。
それみたことか、という部分もあるので少し恥ずかしさもある。
その方と、この「夢」について語っていた。

やはり若い時は上記のような夢を抱いていたらしい。
2代目の方なのでそれほど難しくないのでは?と思っていたが、入社当初はサラリーマンであり、周りからの目も「後継者」というフィルターがあったためかなり大変だったそうだ。
そんな中でも現在は3社の代表となり、海外とのやり取りもしている。
相当な苦労がある中で、元々抱いていた夢を掴んだものだとばかり思っていた。
けれども、この方が言うには
「大きくカッコいい工場を建てられたらどんなに素晴らしいか。スタッフもみんな働きやすくなり、売上は右肩上がり。自分もお金持ちになれる。そうなったらどんな未来なのだろう。と思っていて、ある程度その通りになった。お金持ちになったわけではないけれど、スタッフも含め色々あれど不自由無しには暮らせるようになっている。ただそれで満足はしなかった。さらにお金持ちになりたいというわけではなく、むしろそういった欲ではなかった。それよりも、まだまだ知らない情報と触れて、色んな人の話を聞いて自分を成長させることにワクワクしている。きっと最初から、会社をどうしたいかではなく、自分がどんな人間になりたいかという成長欲を追求することで会社も成長してきたのだと思う。それが悪いわけではないけれど、満足してしまったらそこで止まってしまう。常に新しいことを考え取り組み動くことで自分を成長させ、その延長線上が夢となっているんだろう。

とても深かったし、経験をしている人の言葉は重かった。

手段と目的は異なる

もちろんボクもお金は無いよりあった方がいいかと思う。
でも、お金持ちになったから・・・それでその次は?という考えは同じ。
そのお金を使って、西野さんのように「美術館を建てる」とかいうのであればそれはきっとお金をたくさん稼ぐことが夢ではなく手段となる

たまたま、法人成りした経緯を連日話すことがあった。
もう何度も話をしてきているため、多少スリムなトークになっていると思うが、まだまだ笑
でもその話をするたびに、きっとボクもその経営者の方と同じように色んな方と触れ合うことで自分を成長させ、そこからボクの周りの世界が多様性に溢れみんなが自分で様々なことを選べる社会となることを夢に見ているのだと気付く。

そんな世界とか社会とか大スケールなことを言うつもりなんてさらさらなかったし、未だに確固たるものなんてないけれど、少しずつマインドが変化して少しだけ明確化できるようになってきているのかもしれない。

また変わると思いますけどね笑

失敗も多いし、人を不快にさせてしまうこともあるけれど、進もう。


GOING MY WAY.

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