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距離感を売りにする

 みなさんチームワークしてますか?
No.3代行を事業としてやっているthree.Tのウエツです。
先日、キンコン西野亮廣さんがVoicy(もしくはYouTube)にて「距離」について話されていました。

西野さんがここで言われている「距離」は空間とか臨場感の距離感であって、ボクのとは少し違うけれど、ボクも以前よりこの「距離感」については思う部分があるので、自分の周辺における「距離感」のお話をしようかと思います。

働くことにおける会社との距離感

 これは丁度1年ほど前の記事で触れた、Cybozuの距離感のお話。

あかしゆかさんという方が、勤めていたCybozuとどのように距離感を感じながら仕事をしていったか、そしてCybozuとの距離感はどういったものに変化していったか、という内容。

 ボク自身も似たような体験があったため、これについて考察を述べた。
よく「キャンプファイヤー型」なんていう言葉を耳にするけれど、ボクもどちらかというとこういった関わり方が好きなタイプ
理由としては、色々なことに興味を持ってしまい1つのことを集中して専門的にやるのが苦手、というもがある。
他にも、人が楽しそうにやっていることや、嗜好しているものを1度は体験してみたい、という想いもある。

 だからこそ、色んなことに手を付けてみる。
なんとなく上手くいくものもあれば、全く上手くいかないものもある。
やってみたら予想外に楽しいものもあれば、予想に反して面白くないものもある。
ただ、全てに共通するのは体験したことがある、という経験値が積まれること。
これが例え少なくとも、ゼロよりは遥かに様々な場面で活かせる。
こんな風に過ごしていると、自然とそれぞれの物事との距離感を図りながら生活するようになっている。
そして、それが仕事に繋がっていくため会社との距離感も1つではないということを感じた。

 こんな考え方が少しずつ世の中に浸透してきたから「複業」や「副業」が増えてきたのだろう。
ただ、ボクは「複業」が良い!と言っているわけではない。
この距離感を大切にすべきだ!と言いたい。
 人によっては、専門性に長けて1つのことを貫くのに向いている人もいるだろう。
そしてその逆もしかり、ということ。
今までは起業するか、どこかの会社に所属するか、くらいしか大枠の選択肢が無かったものを、もっと増やして「働く」という活動に選択肢を与えたい。
なかなかボクの周りにそういう人がいなかったので、そうであるならばボクが体現してみて、出来るのか出来ないのかを見てもらうのと同時に、やりたいと思っている人の背中を押すくらいのチカラをあげられたならいいな、と思っている。

距離感を売りにするとは

 やりたいと思っている人の背中を押すのだから、「ほら!やってみなよ!」と言ってあげたい。
複業(副業)したいと思っている人に、その場所を作ってあげなければそれはできない。
自分で生み出せる人はそれをどんどんやってもらえばいいけれど、もちろんそうでない人もいるはず。
ボクは体現するのと同時に、何かしら「やること」を生み出しておいてしばらくそれを自分でやってみて、出来ることは「やりたい」と思っている人にお願いしていきたいと考えている。

 実は、これはボクが仕事としてやっていることに結構近い。
「仕事をする」ということを、よく
時間を切り売りする
スキルを売る

などと表現する人がいるけれど、ボクがやっていることは
距離感を売る
という言葉が適当に思う。

時間を切り売りするのはとても分かりやすい。
いわゆる、アルバイトやパートなどの雇用形態であり、時給換算ということ。
スキルを売るのは、最近では専門性のあるフリーランスやクラウドワークスみたいなものが近いかもしれない。
で、距離感を売る
これはちょっと難しい。
雇用形態としては、雇い主、従業員の関係ではなくて、それでも一緒に仕事はしているし社内の内情を聞いたりもする。
仕事もある程度「こんなことをやろう」とは決めているけれども絶対ではない。
必要なことがあれば、それ以外の仕事もするし、新しい企画だってやる。
営業もすれば、管理業務もある。
要は、目標や目的に向かって色んな人を巻き込んで、どの程度それに関わっていくのか、というような感じ。
わかりやすく言えば、プロジェクトごとに色んな人が集まって、それに様々な形で関わりながら、場面場面でその関わる濃度を変えるということ。
もちろん時には時間がかかることもあるし、そんなに手がかからないこともある。
でも、向かっていく方向が同じであるならば、様々な関わり方があったとしてもそれはそれで良いと思う。
この濃度が「距離感を売る」という感覚。

 だからこそ、お客さまとの会話は
もうちょっとこうして欲しい!
そこまでやらなくてもいいですよ!
とかそんな感じ。
距離感が近かろうが遠かろうが、信頼で繋がっていることには変わりがなくて、時々で距離感を変えていく。

 しっかりとした言葉にするのはまだまだ難しい。
それでも1年かけてここまできた。
もっと浸透させるためには、もっともっと仲間を増やさないとな。

あ、何かやりたい!と思っている人がいたら教えてください。
出来るかぎり何か考えます!!


GOING MY WAY.

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