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カタチから入る

カタチで信頼度を上げる

  ボクは元々、カタチから入りやすい。
ただ、これはきっとボクが育ってきた環境のせいなのだとも思う。

ボクの家族もカタチから入りやすい。
これが良いことだとも思わないし、悪いことだとも思わない。
それでも、カタチから入って悪い結果になったことはそこまでない。
カタチから入るというのは、例えばスポーツを初めるとき、それなりの用具を揃えたり、それなりの格好をしたりする。
当たり前のように最初からできるわけではないけれど、それを身に着けたり持っていることでモチベーションも上がるし、上達しないのを道具のせいにもできなくなる。

それと、周りから「なんかデキそう」と見られる。

これが意外と大切で、これを恥ずかしいと思ってしまう人はカタチから入ることはできないと思う。
もちろん、「格好だけで全然できないじゃん」となることもあるけれど、自分を奮い立たせる1つのツールでもあるのでこれを変えるつもりはない。
何より本人は本気なのだから、それでいいのだ。

そして、その道のプロ(専門の人)は意外とそこを嘲笑したりはしない。

この道を試してくれてありがとう!
この道を選んでくれてありがとう!
めいいっぱい楽しんで上達して!

と思うようだ。
人が増えることでその業界やそれに関連したものが多くの人に知れ渡っていく。
そういうことが嬉しいらしい。

カタチから入ることで、本気度や信頼度が最初から少し高くなるケースも多い。

あれを身に着けているってことは本気だな。
しっかりとした身なりをしているから信頼できそうだな。

そう思われることも多くなるのだと思う。
これは営業職には意外と大切で、第一印象で他の人よりもスタートラインを少しだけ前にすることができる。
最初から「なんかやってくれそう」という空虚な信頼感を少しだけ得ることで、その後の動きが少しだけスムーズになる。
ただ、その後本当にしっかりやらないと減点方式で信頼感が崩れていくのでそこは気を付けないといけない。
むしろ、そのリスクを負いたくないのであれば、「信頼できなさそう」というところから、「意外とデキる」という加点式に持っていった方が信頼感は生まれるかもしれない笑

ホームページをつくってみた

法人の『thee.T』もカタチから入って、ホームページをつくろうと考えた。

銀行の口座開設申請だったり、色々なところに会社の話をする際に、必ず聞かれるのが
「ホームページはありますか?」
という言葉。
創業したばかりの会社にホームページがあるだろうか。
アウトソーシングにしても最初から資金があるだろうか。
口座開設もできていないのに難しいと思う。

以前、テニスの社会人サークルを創設した際にホームページを手掛けてくれた友人に頼んだけれども、彼も自分の仕事があるし、ボクのイメージしているものをきちんと伝えることができていないためなかなか進まない。

他にも、友人にwebやホームページ作成の仕事をしている人がいるので、いずれは頼みたいなと思っているけれど、B to Bで専門的にやっているため、ボクではまだまだ規模感や資金力も足りない。

ということで自分でつくってみた。

これも様々な繋がり(オンラインサロンのようなもの)で、ホームページを作成していた方がいて、「とても簡単に作れますよ」というお話だったので自分なりに試し試しやってみた。

これが本当に簡単で驚いた。
もちろん中身が大切なのは分かっているけれども、自社のドメインも取得できるし何よりカタチを大事にするボクにはもってこい。
ホームページ作成なんて、大学の時代に入門情報処理の授業で少しやったくらいしか知識はない。
だからこそ諦めていたけれど、まさかこんなに早くそれなりのものが仕上がるとは思っていなかった。

ボクの考え方を変えたkintone

最近では上記ホームページ作成サイトのように、今までは専門的な知識がなければ出来なかったものが誰でも少しだけ学べば出来るようになってきている。
そんな考え方にしてくれたのは、旅行会社の㈱リトルコンシェルで取り入れているサイボウズ株式会社の「kintone」。
以前はシステムのようなものはなく、ほとんどエクセルに頼っていたものをGoogleのスプレッドシートへ移行することで業務が改善した。
それでも課題は山積みでどうしたものかと皆で悩んでいたところ、システムに詳しい方から紹介をされて「kintone」を使いだした。
最初は上手く使えなかったけれども、今ではリトルコンシェルになくてはならないものとなっている。
さらに、Cybozuの所属でも何でもないのに、周りに「kintone」の良さを伝えて広めていくようにまでなった笑

リトルコンシェルも比較的カタチから入る会社だと思う。
それでも、そういった活動は好きで、他のスタッフもそういったことに前向きだ。
そろそろ次のフェーズに入ってきているので中身を充実させていくことの比率も高めていく必要がある。

カタチも中身もまず始めてみようというくらいのものなら、今は専門的な知識は必要なくなってきている。
「餅は餅屋」という記事も書いたけれど、しっかりと情報収集して、自分たちでできる範囲のものは自分たちでもやっていけるようにしていかなければならない。

でも、いずれは充実したものにするために友人に頼みたいな。

そのために、沢山の人を巻き込んでいきたいと思う。


Going my way.

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