BTSメンバーの作詞作曲参加率【著作権曲】
【追記:2024/6/21】ホビの『What if… (dance mix with JINBO the SuperFreak)』追加により楽曲数を修正
知りたい情報がある人は目次から
軍白期らしいから、一回データベース作ればしばらく放置していいだろう、という新規の浅知恵も、バンタンの頻繁な更新の前には無力でしたね……。
ホビの新曲追加で2024年データもできたし、ナムさんのアルバムも来るし、いい機会なので新規記事を立ち上げました。
情報ソースと曲数
調査しているのが「韓国音楽著作権協会のデータベース」なので、そこに登録されていない曲は含まれていません。
例としてはグクの『GOLDEN』収録曲が見つからないので、別の国で登録されている可能性を疑っています。グローバルスターを追うのって難しいな……!( ;∀;)
カバー曲やリミックス違いも、基本的には含まれていません。
あとは、OSTの曲データ回収が難航してます。何故か、登録されてる情報で検索してもヒットしないやつがあるんですよね……(遠い目)。
登録されているメンバーの自作曲は拾えていると思われるので(著作権登録されてないミクテ曲があれば怪しい)、ぼちぼち探していきます。
データの調べ方
自分もデータを調べたい!という方は「韓国音楽著作権協会」へ。下の記事に調べ方を載せています。
データベースの作り方
どうやってデータ作ったか見たい、自分もデータを作ってみたい!という方は、参考になるかどうかわかりませんが下の記事へ……。
もし質問等あれば、X(@thracia776_bts)のDMまでどうぞ!
各メンバーの曲が知りたい
メンバー別の著作権登録曲は、別の記事に書いてあります。
この記事の一番下に「シリーズ記事」としてリンクしておきますので、そちらからどうぞ。
※以下のグラフは2024/5/5までのデータで作成されており、その後追加された曲は未反映です。そのうち更新するか、新しい記事を書くかしますね。
本文内の数字は更新しています。
集計結果@韓国音楽著作権協会
各曲に参加したメンバーの数
韓国音楽著作権協会に登録されている、BTSの楽曲データ。
その中で、著作権者の中にBTSメンバーの名前が入っているものが何曲あるかを調べました。
現在見つかっている362曲中、メンバーのいずれかが著作権者に入っている(制作に関与している)曲は330曲。
一番多いのは1人が参加している曲(183曲)。
(グクの『Still With You』のように、完全に1人しか登録がない曲もありますが、大抵の場合はPdoggさん達共同著作権者のお名前があります)
トップがナムさんで83曲、次点がSUGAで45曲。それだけで128/183ですから、約7割をこの二人が占めています。
次に多いのが3人が参加している曲(92曲)。基本的にラップライン3人です。
例外は『Awake(ジン君・ホビ・ナムさん)』、『STAY(ジン君・ナムさん・グク)』、『MY TIME(SUGA・ナムさん・グク)』の3曲だけ。
2人が参加している曲(41曲)の場合は組み合わせのバラエティが豊か。ここでもナムシュガコンビは17曲と多いです。
特にナムさんは36/41曲に参加しており、組み合わせはほぼ彼が軸になっています。リーダーの歌詞力がバンタン楽曲の要であることがわかります。
ナムさんが絡んでない曲は、ジン君・グクの『LOVE IS NOT OVER』と、SOPE(SUGA・J-HOPE)の『SAVAGE LOVE』『お疲れ様ソング』だけですね。
ちなみに、参加人数最多・7人の曲はこの3曲。『IN THE SOOP』以外は会話ですw
参加人数が5~6人の場合の曲は前回記事で書いた時と変わらなかったので、そちらをご参照ください。
著作権者にBTSメンバーの名前がある曲
では、とりあえず提供曲以外の、メンバーが制作に関与している曲に限って、集計してみましょう。
2018年、2020年、2022年にドカンと数が増えているのは、主にソロアルバムが影響していると思われます。
今までの流れだと、2024年がドカン期でしたね。ちょっと残念……。
いや、でも既にホビの『HOPE ON THE STREET VOL.1』、ナムさんの『Right Place, Wrong Person』が来ています。気持ち的には超ドカン期と申せましょう!
著作権登録時の役割
著作権者情報は役割別になっており、どういった部分での著作権なのかがわかるようになっています。
分類は以下をご参照ください。
基本、作詞作曲での参加ですね。
せっかく「CA」という分類があるのに、「A」と「C」を併用しているデータしかないのは何故なんだろうと思いますが、まあわかるので問題ないです。
ちなみに、ジミンちゃんが作曲参加したのはテヤンとの『VIBE』、グクが作曲参加したのは『FILM OUT』でした。
どの曲にどの役割で参加していたかは各メンバーの登録曲記事に載せてますので、この記事の一番下にある「シリーズ記事」からどうぞ。
公開年毎の著作権登録曲
以下は、「【BTS】著作権者にメンバー名がある曲(公開日順)」グラフをメンバー別に分けた折れ線グラフです。
2021年で大きく沈み込んでいるため、一瞬ここがグループ活動休憩期に入ったところかと思ったのですが、防弾会食での発言は2022/6/14だったので、その前ですね。
詳細がわかるように、グラフを広げてみましょう。ちょっと見づらいですが、すみません( ;∀;)
ついでに、2021前後の大きな楽曲トピックスも追加してみます。
こうしてみると、ほんとに2021年のとこだけぽっかり空いてます。見てすぐ思ったのは、「めちゃめちゃ忙しかったんだろうな……」でした。
このグラフだけ見ると、英語曲での大ヒットは彼らの制作サイクルを狂わせるほどの活動スタイルの変化を生み、2022/6/14の発言に至った、と取れなくもないですね。実際のところはわかりませんが。
と、この記事書いた当初は思ったのですが、後から色々学習するに、そこもともと空けてたんじゃないかという考えに変わりました。
何故なら、ナムさんが僕たちのChapter1は『ON』までのつもりだった、という話をしてたから。そこ、兵役行ってる想定のシーズンだったのではないでしょうか。
【追記】48:07~で、ジン君がこの頃のことについて触れてました。
まとめ
著作権登録情報から追うバンタン。
グラフの向こうには、「ワーカホリック気味なラップライン」「ナムさんと一緒に曲作りに挑戦し、やがて独立していったボーカルライン」「兵役へ行く前に全力で準備していったバンタン」といった彼らの姿が垣間見えます。そういったドラマを実績で見せてくれるから、私はデータが好き……!
完全体復活後、どんな曲が出てくるのか、それが今から楽しみです。
個人的には、ソロ活動において、自作曲ではなく提供曲を乗りこなす方を選んだグクテテの行方が気になっています。次はどうするのかな?
シリーズ記事
コーヒー一杯奢ってください( *´艸`)