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晩秋 (かなり前に作成)

暖かい部屋の空気も
ぽつんと置かれたこたつも
焙煎機で踊るコーヒー豆の姿を見るのも、もはや日常風景になりつつある

近所の公園の銀杏の葉も、黄色く彩り、鮮やかに去っていくようだった

もう今年も終わりかぁ、とふと思ってしまうのは退屈すぎたゆえか、それとも日常が麻痺してしまったからなのか、、、そこはあえて深入りしないでおこう

そんな感傷に浸り、消えつつあった我も焙煎機の停止音で立ち返る秋の暮れ


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