WEB、SNSでの世界観の作り方
前提とゴール
↓
世界観の構築とは?
そもそも「世界観」とは?
言語化するとこんな感じかなと思ってます。
表現者が何かしら大切にしたことがあって
(複数ある場合は優先順位あり)どんな視点で世界を描いているのか。
またはその描いた結果の成果物。
そしてこの 「大切にしたいこと=コンセプト」 です。
企業さんだった場合は企業理念、ブランドさんだったらコンセプト
個人の場合でもコンセプトと呼ぶことが多いのではないでしょうか。
ググってしまうと「概念」のような感じで泥沼にハマるので。
シンプルに企業でもブランドでも個人でも何かしら行動をする時に
「大切にしたいこと=コンセプト」と解釈してください。
では次に、様々な世界観の違いがある理由を説明します。
あるアイデアやテーマがあった時に
この表現者(チーム)の大切にしたいことが頭の中にあり
さらには独自の視点で物事を見ているのでアイデアの描き方が変わってきます。
例えば、「薔薇」というテーマで写真を撮った時に
Aさんは「薔薇」を晴れた光の中で凛として咲いているところを写真にしました。
Bさんは「薔薇」が雨の日に散ってしまって地面に落ちていている花びらを撮影して写真にしました。
Aさんは作品を作る時に
「大切にしたこと=コンセプト」が 生命感&強さを表現したい
Bさんは作品を作る時に
「大切にしたこと=コンセプト」が「儚さ」を表現したい
でした。このようにコンセプトがベースとなり、行動や表現方法、さらにはそこにその人の視点が絡んできます。
さらに例を出すと「映画」なども基本的な考え方は同様です。
あるテーマがあった時に、監督さんのコンセプトがあってそこに独自の視点や思想などが頭の中にあった上で(顕在化や言語化されているかは不明)
そのテーマや事象を描いているという形になります。
なので、コンセプトがしっかりとあるのかまたは言語化、抽象化されているのかが鍵です。
WEB,SNSと世界観
WEBでの構成要素ついて見ていきます。
動画全盛と言ってもまだまだECなどは上記の構成が多いです。
ここに動画が絡んでくる場合もあります。
SNSになると
このような要素がメインとなります。
WEBやECにおいては サムネイルの写真が鍵になります。
いかにクリック率の高い写真を目指すかで流入や売上が変わってきます。
ではクリックされる写真は何でしょうか。
結論を言うと、ターゲット(買って欲しいお客様)が
理想とする世界観を描くと言うことです。
そこにはペルソナ(ターゲットの理想像)が登場して共感性の高いシーンが描かれているとわかりやすいです。
特に目に見えないもの(コンセプト、哲学、感情的な部分など)は
なるべく目に見える状態で示す必要があります。
では、世界観の中身を細分化していくと
基本的には五感に関する全てのものです。
その中でも上記の3つを特に意識して構築する必要があります。
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