真面目すぎる男性ほど、セクハラ加害の妄想に苦しむ?若い男性はますます恋愛から遠ざかる?

昭和時代は、女性にとって辛い時代であった。電車内での痴漢加害者は、現在とは違って逮捕されなかった。セクハラも当たり前だった。

しかし、現在は、女性も男性もハラスメントの加害者・被害者にならないため、教育が浸透している。いまだに反省のみられない人も多いが、逆に「意識高い系」の真面目すぎる男性は、自分がセクハラ加害者にならないか、恐れている。そのため、恋愛に踏み出せない男性も多いのだ。

紹介した記事の概要を説明する。大学生の男子でサークルのリーダーは、後輩の女子が怪我をしたので介抱し、病院にも付き添った。だが、これを通して男子学生は後輩の女子に恋愛感情を抱いてしまう。若者には普通のことだし、特に後輩の女子から否定的な言葉はなかったようなので、セクハラには該当しないと私は考える。だが、男子学生は真面目すぎた。自分はセクハラではないかと思い悩んだのだ。あまりに繊細すぎると思う。

男性にとって厳しいのは、女性の側がどのように思うか、が全てであることだ。金持ちイケメン高身長ならば女性はどうせウェルカムだろうが、貧乏でブサイクな男性から口説かれたらセクハラなのだ。女性がどのように思うかが全てなのだ。そのため、紹介した記事の男子学生も、後輩女子からどのように思われたのか悩み苦しんだのだと思う。

個人的な意見を述べると、一度口説くだけでセクハラ扱いするのは、厳しすぎると思う。拒否して、それでもしつこく口説いてきたら、それはセクハラだ。だが、世間的にはセクハラの統一的な見解はない。そのため、一度でもアウトだと考える男性も多い。最近は、告白ハラスメントという言葉もある。

もう、女性から男性にアプローチするしかないと思う。男性は怖くてアプローチできない。しかし、男性の中にはヤリモクもいるので、見極めるのは困難だ。それに、女性だってしつこいとセクハラ加害者になりうる(事実、日経新聞の女性記者がしつこいストーカーで逮捕され、実名も報道された)。

セクハラ認定が厳しすぎると、恋愛はこの世から消えると思う。私の父なんか、母を海でナンパして出会ったのだが。昭和時代を羨ましく思う気持ちもある。権利意識の高い先進国では、恋愛が難しくなるのは宿命だと思う。日本は、移民を受け入れるしかない。

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