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部屋干しで365日の布団干し

部屋内で布団を干し始めたのはいつからだったのかは思い出せない。物心ついた時には布団は晴れた日に朝から・物干しざお・屋根瓦・ベランダ・自転車・自動車の上などなどこれが当たり前の光景で外干しを習慣とする。



部屋干し布団ハンガー

花粉症対策という言葉はまだ目にすることは皆無でまだ市民権を得ていなかったと思う。花粉、ほこりよりもダニ・湿気対策として外干しが一般常識だったと思う。



すのこベッドと極厚マットレス

そのうちに花粉で苦しむ声が世の中に広がりはじめ、雨の日や梅雨の高温多湿の間におこるカビ・ダニの脅威と合わせて季節の花粉発生期間に対応可能な部屋干しなら春夏秋冬365日対策できるだろうと広まった言説。



布団洗濯乾燥できるコインランドリー

畳直引きスタイルだけでなくフローリングにベッド仕様の日常化。季節によっては布団をやめてマットレスで機動力を上げてみたり。

なんといっても夏場の睡眠の確保に力を注ぐ。毎日大汗を書いて夏の炎天下に外干しを常識としてアツアツの布団を疑いもなく利用していた日々。これが唯一の湿気・ダニ対策と信じて。



晴れた日の布団干し

部屋干しにしてからは元日から大みそかまで365日布団干し。

  • 雨の日、雪の日も

  • 梅雨、寒い冬の間も

  • 花粉が付かない

  • はち、カメムシなど虫が付かない

  • 布団の運び出し・運び入れが必要なし


布団干しの常識も更新されているんだなきっと。
この周囲では外干しの布団を見ることがなくなった。少なくとも気になりだしたここ10年近くはほぼ(0ではなく)。季節の変わり目の晴れた日、週末の晴れた日の屋根・ベランダ・物干しざおにかかる布団、午後からの一斉の布団たたきの大合唱。やかましくてほこりまみれになるこのルーティーンもいつからか周りでは見かけなくなった。


景観として、風物詩としては好きな光景の一つです。
でも生活スタイルには部屋干しを実行中。





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