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メキシコ旅行記②


今回は、実際に「メキシコ」に到着してからのお話し。


▽前回の EPISODE① はこちら...


これから話すのは、今から7年ほど前の話である。



▼「スタバ」は万国共通


日本から夜の便で出発してからおよそ13時間。ついに私たちは「メキシコ・シティ」に到着した。

時差は14時間。日本の方が進んでいることになる。


空港に着いて荷物をピックアップした後、早速私は今回唯一歳が近いメンバーである「ゾノちゃん」と一緒にある場所に向かった。


そう、そこは「スターバックス」


日本でもおなじみだが、海外ではなにか違うところがあるのか気になったのだ。


意気揚々とメニューを見ると"Matcha(抹茶)"の表記が_!ためらうことなく注文する。「メキシコにも抹茶フラペチーノはあったんだ!」そんな些細なことがたまらなく嬉しかった。

さらに、オーダーの際に名前を聞かれることにも驚いた。ドキドキしながら伝えたのだが、結局スペルミスされていて、少しガッカリしたのを覚えている。


ご存知だろうが、スタバに関しては特に日本と大きな違いはない。マグなどのグッズはやはりその国でしか買えない限定品が多いのだが、メニューはそこまで大差ないことが分かった。

13年ぶりの海外は何かと新鮮である。



その後ようやく全員の荷物がピックアップされ、移動のバンに乗り込むことに。

記憶が曖昧なのだが、確かシティ内のホテルに向かう前に街中を少し観光した気もする。

メキシコは街中少し独特な匂いがした。どうやら「コーン」の生産が盛んなだけあって、その粉末の匂いだと聞いたのだが慣れるまで時間がかかった。

でも、街中の景色はとても日本では見ることのできない素敵なものたちばかりだった。表記がスペイン語というのも新鮮だ。

まさに「異国の地」の雰囲気を全身に感じることができた。


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▼滞在先は高級ホテル


さて、一行はようやく宿泊先のホテルへと到着するのだが、滞在先はなんと「ハイアットリージェンシー 」だった。

5つ星ホテルである。


当時23歳の私が、もし個人でメキシコに来たとしても決して候補には挙がらなかったであろう素敵すぎるホテルだ。


早速「ゾノちゃん」と部屋でアンパッキングをして、フロントにWi-Fiのパスワードを聞きにいった。慣れない英語に苦戦はしたが、ゾノちゃんが少し喋れたから色々とフォローしてもらった。


それからみんなで夕食を済ませた後、私たちはホテル内のジムに行くことに。

ジムには大きなプールが備え付けてあり、天井は一面ガラス張りだった。驚くことに、背泳ぎをすると飛行機が頭上を飛んでゆくのが見えるのだ。


ああ、神様。


もしもいるならありがとう。私はここで一生分の運を使ってしまったのかな...そんなことすら感じるほど贅沢な時間だった。

ジムも色んな種類のマシーンが用意されており、普段運動なんてしないのに、こういう時ほどやりたくなるのはなんでかな〜なんて考えながらしばらくランニングもした。


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慣れないチップをスタッフに渡し、部屋に戻った私たちは、その後泥のように眠るのである。



▼メキシコシティ


メキシコと言えば、カンクンを思いかべる人が多いだろう。カリブ海に面しているリゾート地だ。

でも今回私たちが訪れたのは「メキシコシティ」だった。

首都であり、世界遺産やピラミッドのあるテオティワカンも近い。歴史的な情緒ある街並みが魅力な場所である。


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どこかヨーロッパを感じる建築物は16世紀以降、スペインの植民地だった頃の名残。


今回は、確か4泊6日ほどの旅だったと記憶している。曖昧で申し訳ない。

日程のほとんどが、有名地への観光ツアーだった。

ご飯も毎日3食きっちり良いものを食べさせてもらったのだけど、毎回がボリューミーな食事だったのでお腹が空く前に次の食事!...という感じだった。何とも贅沢。


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途中「和食」もいただいたのだけど、海外なのにこのレベルだった。本当に美味しかった〜!


基本的にはメキシカンな料理を毎食用意してもらったのだけど、やはり日本で食べるメキシコ料理とは少しテイストが違ったのを覚えている。

また絶対に毎回「豆」のスープが出てきたのだが、これがだんだんと飽きてくるのだ。笑
チリコンカンに似た名も知れない豆料理も多かった。

ああ、もっと食事の写真を撮っておけばよかった_!残念。



▼ショッピング


気になるショッピング事情だが、マーケットでは基本ディスカウント交渉が普通らしい。

そのままでも別に高くはないけど、せっかくなので少しでも安く買いたい_!地方のマーケットは英語が通じない所もあるから、あらかじめ用意したスペイン語のメモを使って値切ったりした。

ゾノちゃんが旅行好きなこともあって、率先して交渉してくれたのだが、どこまでも頼りになる子だ。


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メキシコの民族衣装を着たBarbie人形や、格安でゲットしたテキスタイル。


残念ながら、ショッピングセンターなどには行けなかったが、お土産などはスーパーで調達できた。

海外のスーパーは本当に心躍る。目新しいものばかりで大好きだ。

また、メキシコはカラフルで可愛いものが多い。陶器の食器なども安くて素敵なものばかりなので、ぜひまた行ってゲットしたいものだ。 



こうして振り返ると、思った以上に写真を撮らなかったなあ、と少し後悔。

当時はiPhoneも決して画質がよくなかったから、デジカメと二個持ちで交互に撮影していたのだが、今ならiPhone一つで全て事足りそうだ。

いい時代になったな〜。





さて、長くなりそうなので今回はここまで。


次回は有名観光地の一つでもあるテオティワカン篇。

人生で初めてピラミッドに登った時の写真や、とある素敵な女性との出会いが私の世界観を変えてくれた話をしようと思う。


それではまた。


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